AlterForce Corporation(オルタフォース 株式会社)

PLC MasterRobo User's Guide ご利用ガイド Ver.

Currently Details site is in Japanese. If you want to display in another language,
Please use the translation function of your browser.

      RBA RogoIcon

Menu
画面の説明
用語の説明
インストール前の事前準備
インストール方法
フォルダーの説明
初期設定
認証ファイル(ライセンス)
 の登録/更新

バックアップについて
バージョンアップ方法
アンインストール方法
冗長化について
外国語OSについて
デモモードについて



          

はじめに

この度は、PLC MasterRobo のご利用誠にありがとうございます。
この「ご利用ガイド」の内容を確認し、本ソフトウェアをより良く活用できるようお役立て下さい。


初めてインストールされた方は、 [初期設定] にお進み下さい。
有効な認証ファイルを設定される方は、 [認証ファイルの登録/更新] にお進み下さい。

表示される各画面にも説明が表示されます。
ご利用ガイドでは、表示レイアウトの都合より説明の表示が無い画面や画面の補足等の説明となります。


本ソフトウェアへの機能等のリクエストは、積極的に取り入れて行きたいと考えております。
現時点での本ソフトウェアの機能は、既にRBFを使用されているユーザさまからリクエストされた機能、及び
当社が想定した基本的な機能となります。
新規の機能等のリクエストは、本ソフトウェアの入手先、または当社まで積極的に ご連絡 ください。

 
画面の説明

Home 画面
 ※[Stop Job] ボタンによる Jobコマンドの停止について
Set MasterRobo 画面
Set RBF Host Robo No. 画面
Set Communication for RBF Host Robo No. 画面
Job Manage 画面
Job Edit 画面
Set the file in Robo No. and Check if the program file exists 画面
Run Job Command 画面
Run Job Command Set Option 画面
Set SMTP Mail 画面
Set Startup Authentication 画面




PLC(Programmable Logic Controller) MasterRobo とは


PLC MasterRobo は、PCにRobowiser Framework(RBF)が実行されている複数のIAロボットをシーケンスに制御・統合管理を実現する
ソフトウェアです。

[主な機能]
・複数のRBF Host(Server)の動作状況の監視
・複数のRBF Host(PC)のWindows画面の状況を監視、画面が変化した場合、メールで通知
    Windowsログオン画面、スクリーンロック、デスクトップ画面、
    リモートデスクトップ画面の変化を監視します。
・複数のRBF Host(PC)にシーケンスにプログラムファイル(実行ファイル)を実行
    実行方法
    RBF Hostへプログラムファイルを転送して実行
    RBF Hostにあるプログラムファイルを実行
・プログラムの実行結果をメール通知
・プログラムの実行結果の傾向をグラフ表示
・複数のRBF Host(PC)の画面状況、及び動作状況を一目で把握
・プログラムファイルに限らず実行できるファイルであれば、制御する事ができます。



用語について

本ソフトウェアで使用される用語を説明します。

用語 説明
(1) PLC MasterRobo PLC MasterRobo を略して PLC-MR と言います。
画面表示では さらに略して MR と表示される場合があります。
(2) RBF Robowiser Framework を略してRBFと言います。
(3) Jobコマンド 実行できるプログラムファイルに本ソフトウェアにて実行条件が設定されたものをJobコマンドと言います。
Jobコマンドを略して Job と表示される場合もあります。
(4) This PC PLC MasterRobo がインストールされて実行されている
PCを言います。
(5) Final Destination RBF Host RBF Host リレー先の終端RBFホストを言います。
(6) Days Left 残り日数を意味します。
(7) License No. RBFのライセンスファイルに登録されているユニークな番号(ID)を言います。
(8) %INSTALLPATH% 本ソフトウェアがインストールされたパスを示します。
(9) MasterRobo認証ファイル 本ソフトウェアの利用期限、利用ロボ数、ご提供先のユーザ情報等が登録された認証ファイルです。
略して認証ファイルと言う場合もあります。
RBFで言うRBFライセンスファイルと同等のファイルです。
PLC MasterRoboとRBFとで区別するために名称を変えております。
(10) Jobコマンド Failed(失敗) 終了 プログラムが設定された正常値以外で終了したことを言います。
(11) Jobコマンド Error(エラー)終了 プログラムが実行(起動)できなくて終了、 またはプログラムの返り値が取得できないで終了したことを言います。
例えば、プログラムの実行条件でデスクトップ画面で実行の指定がされているJobコマンドで デスクトップ画面にならなかった為、終了した場合は エラー終了となります。
(12) Jobコマンド / プログラムファイル
       実行が "異常" 終了
異常終了を Failed(失敗) と Error(エラー) 終了を合わせた意味で使用しております。



ページトップへ 



インストール前の事前準備

本ソフトウェアをインストール時に同じPCにインストールされているRBFの設定状況を読み込み設定を行います。
後からでも設定できますが、事前にRBFがインストールされてありセットアップが完了している環境でインストールされる事を推奨します。 RBFがインストールされていなくともインストールは可能です。
また、PCにRBFがインストールされていなくとも本ソフトウェアを利用することも可能です。
その場合、RBF APIで開発されたプログラム(実行)ファイル以外の実行ファイルの管理としてご利用となります。

必ず管理者権限のユーザでWindowsにログオンしてインストールを実行して下さい。

[インストール時に必要なファイル]
(1) 配布された本ソフトウェアのインストールファイル
   PLC_MasterRoboJP-1.2.n.n.msi   (n:0,1,2,...)

(2) 配布されたPLC MasterRoboの認証ファイル
    MasterRobo.cert

認証ファイルが手元に無い場合は、インストール後に評価版として MasterRobo_Trial.cert ファイルが作成されます。
評価期間は、インストールされた日から30日間ご利用頂けます。評価版の機能の制限はありません。
評価期間を過ぎますと RBF Hostの監視が停止、Jobコマンドを実行することができなくなります。
正規の有効な認証ファイルを入手して登録しますと制限は解除され、そのまま継続してご利用頂けます。


[対応するRBF Hostのリリース版]
PLC MasterRoboで管理できるRBF Host は、Professional版のみが対象となります。

[UACについて]
Windowsユーザアカウント制御(UAC)の無効化にする必要があります。
本ソフトウェアをインストール後に ユーティリティコマンド で簡単に無効化にすることができます。

ユーザアカウント制御設定の通知レベルを一番下のレベルの通知しないに設定されてもUACは完全に無効に設定できなくなりました。
必ずユーティリティコマンドで無効にして下さい。
UAC無効化の設定や詳細等は、ネットを検索してそちらを参照ください。
尚、UACを無効に設定するとWindowsの再起動が必要となります。



ページトップへ 



インストール方法


配布されたインストールファイル
PLC_MasterRoboJP-V.M.R.P.msi

V : バージョンNo.
M : マイナーバージョンNo.
R : リビジョンNo.
P : ポイントリリースNo.

インストールファイルを管理者権限で実行して下さい。
後は、画面に表示される問い合わせに対して順次入力してインストールください。

インストール先のドライブのファイルシステムは、NTFSである必要があります。またネットワークドライブにはインストールできませんので予めご了承ください。

スタート画面に本ソフトウェアを起動させるPLC MasterRoboのタイルが自動でピン留めされませんので、スタートメニューに手動でアイコンをピン留めされることを推奨致します。
アプリケーション名を検索する場合 "PLC MasterRobo" で検索ください。

[補足]
・本ソフトウェアを複数購入して複数のPCへインストールされる場合、全てのPCに同じインストールパスを指定して下さい。
   データのリストア―、冗長化のデータの整合(同期)等の複数のPC間のデータ連携がし易くなります。
・PLC MasterRoboが起動時に ファイルの拡張子が「登録されている拡張子は表示しない」が有効であった場合は無効に設定されます。
   ファイル拡張子が見つからない為にファイルが存在しないエラーで失敗する場合がありますので
   必ず「登録されている拡張子は表示しない」は無効である必要があります。
・高い画像解像度ディスプレイを使用されている場合(例えば2K以上のディスプレイ)で、高DPIの為、スケーリングレベルを拡大表示
   (175%以上等)に設定されている場合、本ソフトウェアの画面の表示位置が正しく表示されない場合があります。
   その場合は、スケーリングレベルを150%以下にするなど調整する必要があります。
   マルチディスプレイ環境ではモニター環境に依存しますが、正しく表示されない場合がありますので予めご了承ください。


[Windowsユーザアカウント制御(UAC)について]
本ソフトウェアをインストール後にUACを完全に無効にさせる事ができます。
下記のユーティリティーコマンドをマウスでダブルクリックして実行すると簡単にUACを無効にすることができます。

ユーティリティコマンド
%INSTALLPATH%¥Utils¥PLCMR_UACDisenable.exe

実行後は、画面に表示される問い合わせに対して入力ください。
UACの機能を完全に無効を設定するとWindowsの再起動が必要となります。
※Windows Update により UACレベルがデフォルトに戻る場合があります。
   ユーティリティーコマンドを実行することで UACの無効/有効の設定を確認する事ができます。
   既にUACが無効に設定されてあれば、そのメッセージが表示され終了します。
   UACが有効であれば、無効にするかの問い合わせが表示されます。


[注意 : ウィルス・スパイウェア対策ソフトウェアについて]
本ソフトウェアがインストールされたPCにウィルス・スパイウェア対策ソフトウェアまたは情報漏洩対策ソフトウェアが実行されてある場合、 本ソフトウェアの性質よりインストールされた実行ファイルやモジュールが、ある日突然削除(隔離)される場合や処理がブロック(妨害)される場合があります。
必ずウィルス・スパイウェアソフト及び情報漏洩対策ソフトウェア側で対象外(除外)の設定をする必要があります。
インストールされたフォルダーパス配下を対象外とする設定を推奨致します。
本ソフトウェアでインストールされたフォルダーやファイルがある日突然、削除(隔離)されてしまった場合は、 ウィルス・スパイウェア対策ソフトウェアの設定で正しく対象外であるかを再度確認して頂き、再度、PLC MasterRoboのインストール(MSI)ファイルを 実行して「修復」を実行すると通常であれば修復されます。



[サイレント インストール]
サイレントインストールとは、インストール時の表示やユーザによる対話操作がなくコマンドでインストールできることを言います。
コマンドでインストールできることで他のPCより遠隔でインストールできます。

サイレントインストールする場合、Windows標準 msiexec.exe コマンドを使用します。
管理者権限でコマンドプロンプトを実行して、次のコマンドを入力してサイレントインストールします。

msiexec.exe  /i  PLC_MasterRoboJP-V.M.R.P.msi  /q   (または /quiet でも可能)

※msiexec.exe コマンドの仕様により引数の順番は決まっておりますので注意ください。
※インストール先のパスは、デフォルトパスとなります。
    C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo
※アンインストール時もサイレント アンインストールされる場合は、インストールで使用した同じMSIファイルが必要です。





ページトップへ 



PLC MasterRoboのフォルダーの説明


%INSTALLPATH%¥MasterRobo : ホームディレクトリ
~¥Conf         : 環境設定ファイル格納フォルダー
~¥Utils         : ユーティリティコマンドの格納フォルダー
~¥Modules    : PLC-MRモジュールの格納フォルダー
~¥Logs         : ログファイル格納フォルダー
~¥Data         : データ格納フォルダー
~¥Temp        : テンポラリファイル格納フォルダー
~¥Lic            : 認証ファイル格納フォルダー
~¥Database  : Jobコマンドのデータベースフォルダー

※インストール後のフォルダー名やその配置は変更することはできません。
※フォルダー名やその配置は変更または削除することはできません。
フォルダーや実行ファイルを手動で削除、または名前を変更するとインストーラーの自動修復機能が働き、再インストーラーが起動されますので注意ください。
その場合は「修復」を選択して再インストール下さい。




ページトップへ 



基本操作説明 / 初期設定


はじめてインストールされた方は、下記の確認・設定を行ってください。

■ 画面操作基本説明

・マウスカーソルをボタンや項目及びデータに持って行くと必要に応じて説明が表示されます。
・リストビュー表示で列の項目名をクリックしますと列のデータがソートされます。
   再度列の項目名をクリックしますと昇順・降順のトグルでデータがソートされます。
・リストビュー表示で列の項目名をマウスでドラッグ&ドロップすることで並び順を変更する事ができます。
・画面の移動は、ウィンドウタイトルバー以外の表示スペースをマウスでドラッグ&ドロップすることで移動
   させる事ができます。(移動できる表示スペースのエリアは画面表示内容に依存されます。)


■ 初期設定

スタートメニューのアプリ一覧から PLC MasterRobo アイコンをクリックしますと本ソフトウェアのHome画面が表示されます。
インストール後に初めて画面を表示すると下記のように表示されます。
※表示されない場合、^ をクリックしてPLC MasterRoboアイコンをタスクバーにドラッグ&ドロップして移動させて下さい。

タスクバー

Home画面 表示
Home画面
※画面は説明用の為、日付を加工しております。

初期の設定及び動作設定の確認として下記の手順を行って下さい。
Windowsへログオンされたユーザは、管理者権限のユーザである必要があります。

(1) Home 画面 左上のロボアイコン(赤色)をクリックします。

(2) クリックしますとMasterRoboの認証及び動作の設定を行う「Set MasterRobo」画面が表示されます。
     Set MasterRobo 画面 の説明に進み設定及び確認します。

(3) 「Set MasterRobo」画面で設定及び確認が終了しましたら、Home画面右上に表示されている
     ロボ・ステータスリスト画面 Robo01 の黒いロボアイコンをクリックします。

     Home画面

(4) クリックしますと「Set RBF Host Robo No.1」の設定画面が表示されますので、
     Set RBF Host Robo No. 画面 の説明に進み設定を行います。


以上が、本ソフトウェアをご利用される前に最低限行って頂く基本設定及び確認となります。

Home 画面 の Close ボタンをクリックして画面を閉じた後、再度、 Home 画面 を開く場合は、タスクバーの
PLC MaterRoboアイコンをクリックします。

[PLC MasterRobo画面のアプリケーションの終了方法]
画面表示アプリケーションを終了させる場合、タスクバーのPLC MaterRoboアイコンを右クリックして表示されるメニューより Exit をクリックすると終了します。

[補足]
※画面を Exit で終了しても、PLC MasterRobo のエンジンは、Windowsサービスプロセスとして常駐し
   Jobコマンド管理、RBF Hostの監視など全ての制御を行っております。
※RBF Host(PC)の監視、及びRBF APIで作成されたプログラムでJobコマンドの実行を全く使用しない場合は、
   (4)の設定は省略します。その場合は、単に実行プログラムの実行管理のみのご利用となります。
※Home 画面は、上下のリサイズは可能ですが、左右のリサイズはできませんので予めご了承ください。
※Home 画面をリモートデスクトップ画面で表示させた場合等で、画面表示の一部の更新箇所がクライアント
   に送られてこなく正しく表示されない場合がPCの環境によっては発生する場合がありますので予めご了承く
   ださい。
   これは表示の一部で直接グラフィックコンテキスト(グラフィックメモリ)に書き込んでいる為です。
   本ソフトウェアの機能や動作には問題はございません。
   その場合は、マウスで CTRLキー + ウィンドウタイトルバー(または表示空きスペース)をダブルクリック
   すると表示が強制更新されます。
※Home 画面を 開く/閉じる の表示の反応が遅い場合がありますが、サービスと内部で情報交換していることで
   タイミングによっては遅い場合がありますが動作に問題はございません。




ページトップへ 



認証ファイル (ライセンス) の登録/更新


基本的な登録方法は、下記の認証ファイル格納フォルダー (以後、Licフォルダーと言います。)

%INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Lic

に認証ファイルを配置することで自動的に登録されます。
配置しますと、本ソフトウェアが約10分以内に読み込みされます。
本ソフトウェアを再起動する必要はございません。
本ソフトウェアの再起動が必要ないことから、既にJobコマンドが実行中である場合、Jobコマンドを停止する必要はございません。但し、有効期限が切れてしまった場合、新しくJobコマンドを実行することはできなくなりますので注意ください。 また有効期限が切れてしまった時点で監視機能も停止致します。
認証ファイルが登録されたかどうかは、Home画面で確認する事ができます。

認証ファイルの拡張子は .cert となります。
Licフォルダー配下には 有効な認証ファイルの拡張子 .cert を 1ファイルのみ配置 として下さい。

■ 評価版認証ファイルから正規認証ファイルへ更新する場合
最初に正規認証ファイル(MasterRobo.cert)を Lic フォルダーに配置します。
次に評価版認証ファイル(MasterRobo_Trial.cert)削除して下さい。
配置しますと自動的に本ソフトウェアが約10分以内に読み込み更新されます。
本ソフトウェアを再起動する必要はございません。
尚、正規の有効な認証ファイルがあり評価版認証ファイルがある場合、自動的に評価版認証ファイルは削除されます。

■ 認証ファイルの有効期限を更新する場合
旧認証ファイルに上書きコピーして下さい。
本ソフトウェアを停止する必要はございません。
認証ファイルに登録されているご利用できるロボ数が増減しない場合は、単に上書きコピーするだけです。
上書きコピーしますと自動的に本ソフトウェアが約10分以内に更新されます。

■ 既に評価版・認証ファイルの有効期限が切れてしまった場合の更新
期限切れの認証ファイルに新しい有効期限が有効な認証ファイル(MasterRobo.cert)を上書きコピーして下さい。
本ソフトウェアを停止する必要はございません。
評価版認証ファイル(MasterRobo_Trial.cert)がある場合は、削除して下さい。
上書きコピーしますと自動的に本ソフトウェアが約10分以内に更新されます。

■ 認証ファイルに登録されているご利用できるロボ数が増減した場合
PLC MasterRobo画面アプリケーションを終了してから新しい有効な認証ファイル(MasterRobo.cert)を上書きコピーして下さい。
画面表示アプリケーションを終了させるには、タスクバーのPLC MaterRoboアイコンを右クリックして表示されるメニューより
Exit をクリックすると終了します。
もし終了させないで、有効な認証ファイル(MasterRobo.cert)を上書きコピーされた場合、ポップアップウィンドウのメッセージが
出力された後、自動的に再起動されます。

ロボ数が減った場合、Robo No. の大きい番号から減ったロボ数分削除されます。
例えば、ご利用しているロボ数が、20ロボから10ロボに減った場合、Robo No.11~20 の設定が削除されますのでご注意ください。
逆にロボ数が増えた場合、例えば、10ロボから20ロボに増えた場合、Robo No.11~20 が新規で追加されます。
この場合、Robo No.1~10の設定は、そのまま継続してご利用いただけます。

通常は、自動で更新されますが、10分以内で購入された Robo No.数が更新されない場合は、本ソフトウェアのサービスを再起動ください。
サービスを再起動方法は、Windowsのサービス画面より サービス名 [PLCMRService] (表示名:PLC MasterRobo Service)を [停止] を
クリックして終了させ [開始] をクリックして起動して下さい。



[補足]
確認の約10分も待てない場合は Set MasterRobo 画面 の監視サイクル時間 => RBFホスト監視 の設定を Active から Pause そして Pause から Active に戻す操作すると直ちに反映されます。
この操作は、監視機能が停止・復活するだけで実行中のJobコマンドの実行には影響しません。

[注意]
有効期限が切れてしまった場合、監視機能が一時停止 "Pause" になった状態で自動的には復帰しません。
Set MasterRobo 画面 の監視サイクル時間 => RBFホスト監視 の設定を Pause から Active に操作する必要があります。
有効期限が切れている間は、Active にはできません。

配布された正規の認証ファイル名が、MasterRobo.cert でない場合もあります。
その場合でも、本ソフトウェアは認証ファイルを読み込みます。
旧認証ファイルから更新する場合は、新しい認証ファイルをLicフォルダーに配置してから旧認証ファイルを削除して下さい。

Licフォルダー配下のファイルは、拡張子 .cert ファイルで有効な認証ファイルを必ず1ファイルのみの配置が条件としてありますが、 複数の認証ファイルを配置した場合、MasterRobo.cert ファイルが優先的に読み込みされます。 次に評価版認証ファイル(MasterRobo_Trial.cert)が存在する場合は読み込みされ、無ければ 拡張子 .cert で最初に見つかった認証ファイルが読み込みされます。




ページトップへ 



Home画面


Home画面
※画面は説明用の為、日付や一部データを加工しております。

■ 画面表示・操作基本説明
一目で状況が異常箇所があるか、正常であるか把握できるように赤色表示の箇所は、何かしらの異常であること が認識できるように設計されております。
例えば、上のサンプル画面では、右上のロボアイコンが1つだけ「赤色」で表示されていると言う意味は、 画面を操作するプログラムが実行されるRBF Hostなのに「Windows ログオン画面」の状態になっている為、 画面を操作するプログラムが失敗する可能性がある為、赤色で表示されております。


■ ロボアイコン(左上)
ロボアイコンの色は、下記の優先順位の条件で変化します。
(1) Set MasterRobo 画面 で登録した本ソフトウェアに登録されている各種有効期限が30日以下になりますと赤色で表示されます。
(2) Set MasterRobo 画面 画面で登録した本ソフトウェアに登録されている各種有効期限が40日以下になりますと黄色で表示されます。
(3) 自PCのリソース値のいずれかの使用率が 90% 以上になりますと赤色で表示されます。
(4) 自PCのリソース値のいずれかの使用率が 80% 以上になりますと黄色で表示されます。
上記の条件にマッチしない場合は、白色で表示されます。

■ ライセンスの有効期限表示(左上)
Set MasterRobo 画面 で登録した本ソフトウェアに登録されている各種の有効期限が表示されます。

■ 自PCのリソース状況の表示
Set MasterRobo 画面 で設定した各種の自PCのリソース情報はリアルタイムでグラフ表示されます。
・CPU Usage
   CPU使用率
・Memory Usage
   物理メモリの使用サイズ/最大サイズ/使用率
・Process Usage
   プロセスの実行個数/最大個数/使用率
・Thread Usage
   スレッドの実行個数/最大個数/使用率
・Job Execution Usage
   Jobコマンドの実行個数/最大実行/使用率



■ RBF Host(PC) Status Viewer (ロボ・ステータスビューワー画面)

RBF Host(PC) Status Viewer画面

監視・制御対象として登録されているRBF Host(PC)の全体の状況をロボアイコンの色で確認できる画面です。
ロボ・ステータスビューワー画面の右側に表示されている画面を RBF Host(PC) Status List(ロボ・ステータスリスト)画面と言います。 そのロボ・ステータスリスト画面では、一度に最大15ロボの状況しか表示できませんが、 本ソフトウェアでは、監視・制御対象できるRBF Hostの登録は、最大100まで可能です。
そこで ロボ・ステータスビューワー画面で全体のRBF Host(PC)の状況を確認できる画面となります。

ロボアイコンの色の説明
説明
 RoboIcon Black    ステータスがまだ取得されておりません。
 RoboIcon Red    ステータスの取得に失敗しました。または
RBFモードがデスクトップモードで実行中なのにWindows UIがデスクトップ画面でありません。
 RoboIcon Green    RBFモードがサービスモードで実行中です。
 RoboIcon Blue    プログラムが実行中です。
 RoboIcon White   白 RBFモードがデスクトップモードで実行中で、Windows UIがデスクトップ画面です。
※デスクトップ画面は、RDTのデスクトップ画面も含みます。
※色は、ロボ・ステータスリスト画面のロボアイコンの色と同期しております。
※ロボ・ステータスリスト画面で「無効」に設定されてあるロボは表示されません。
※Home画面を起動時は、最後に取得したRBF Hostステータスの情報が表示されます。

ステータスの取得に失敗した場合は、
・RBF HostのPCが停止中
・RBF Hostが実行されていない
・RBF Hostまでの通信経路に障害が発生中
などが考えれます。

RBFモードがデスクトップモードで実行中なのにWindows UIがデスクトップ画面で無いと言う事は、
画面を操作するプログラムが失敗する可能性があるRobo No.(RBF Host:PC)となります。


[マウス操作]
ロボアイコンをクリックしますと、右側のロボ・ステータスリスト画面で対応するタイルが白色枠で囲まれ、ステータスを確認することができます。
さらにロボ・ステータスリスト画面のロボアイコンをクリックしますと、状況の詳細画面が表示されます。
ロボ・ステータスリスト画面のタイル箇所をクリックしますとロボ・ステータスビューワー画面のロボアイコンが数秒間振動します。
尚、ロボアイコンの中央のモニターには、Robo No.が表示されます。

ロボアイコンが停止している状態で、ロボアイコンをドラッグ&ドロップすることで手動で表示箇所を変更することができます。 赤いアイコン(異常なRBF Host)のみ纏めるなど、一時的に区別化して表示が分かりやすいように整理いたい時にご活用ください。

[init] ボタン
[init] ボタンをクリックしますとロボアイコンの表示する位置を初期化します。
(1) 最初にクリックしますと、画面中央の位置にロボアイコンが移動します。
              中央に集まった画面
RBF Host(PC) Status Viewer画面 List

(2) 次にクリックしますと、右側のロボ・ステータスリスト画面の位置と同じ配置に移動します。
   横3ロボ × 縦12ロボ の配置で 37ロボを超えた場合、2列、3列と表示されます。
36ロボ以下の画面 72ロボ以下の画面 100ロボ以下の画面
RBF Host(PC) Status Viewer画面 36ロボ以下 RBF Host(PC) Status Viewer画面 72ロボ以下 RBF Host(PC) Status Viewer画面 100ロボ以下
   無効に設定されてある Robo No. の位置にはロボアイコンが表示されません。

次にクリックしますと(1)の配置へ戻ります。(ラウンドボタンとなっております)

[Grid] ボタン
ロボアイコンの表示位置を可能な限り重ならいようにグリッド上に配置を移動させます。
[Move]ボタンでロボアイコンが自由移動させた後に表示位置が他のロボアイコンと重ならないよう表示したい時にクリックします。

[Move] ボタン
[Move]ボタンをクリックしますとロボアイコンが自由に移動します。
次に[Move]ボタンをクリックしますとロボアイコンが停止致します。
現在、全て自由移動させておりますが、ロボ・ステータスビューワー画面も含めて表示方法で活用できるアイディア等がございましたら、 本ソフトウェアの入手先に連絡して頂ければ幸いです。

[BackGD] ボタン
ロボ・ステータスビューワー画面の背景を変更します。
クリックしますと、現在、サンプルの画面が表示されます。
自作の背景に変更したい場合、下記のフォルダーにBMPファイルを配置することで背景を変更することができます。

フォルダー : %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Data
ファイル名 説明
RoboViewer.bmp 背景 BMPファイル0 (サンプル背景)
RoboViewer1.bmp
    :
RoboViewer10.bmp
背景 BMPファイル1~10

(1) BMPファイルサイズは、幅×高さ : 280 × 280 ピクセル 24Bitカラーとなります。
     サイズが異なりますと読み込みされません。
(2) BMPファイルを検索して見つかったBMPファイル順とクリック数とで同期して表示されます。
     RoboViewer.bmp → RoboViewer1.bmp → RoboViewer2.bmp → ... → RoboViewer10.bmp
     RoboViewer10.bmpまで検索が到達すると既定の背景が表示されます。
(3) サンプル背景について
     RoboViewer.bmp は修正可能ですが、本ソフトウェアをアップデートした時に上書きコピーされて しまいますので注意ください。
     またサンプル背景のBMPファイルは削除することはできません。
     削除しますと MSIインストーラーが反応して起動されますので「修復」を選択ください。

自作する場合、RoboViewer.bmp ファイルをコピーして、ファイル名を RoboViewer[n].bmp (n=1~10)
にファイル名を変更したBMPファイルで自作された方が良いです。

[参考]
自作する場合とは、本ソフトウェアの納入先のエンドユーザ様の会社イメージ、または事業イメージに変更すると喜ばれると思います。 自作する場合の背景は、黒ベース(ダークモード)を考慮された方が良いです。
ここで選択された背景は記憶されて、次回の表示時に選択された背景が表示されます。


■ RBF Host(PC) Status List (ロボ・ステータス リスト画面)

Robo No.1 タイル表示 サンプル
RBF Host(PC) Status List Tile画面
※画面は説明用に日付や一部データを加工しております。

各Robo No. に登録されているRBF Host(PC)のステータスが表示されます。

ロボアイコンの色の説明
説明
 RoboIcon Black    無効に設定されております。
ステータスがまだ取得されておりません。
 RoboIcon Red    ステータスの取得に失敗しました。または
RBFモードがデスクトップモードで実行中なのにWindows UIがデスクトップ画面でありません。
 RoboIcon Green    RBFモードがサービスモードで実行中です。
 RoboIcon Blue    プログラムが実行中です。
 RoboIcon White   白 RBFモードがデスクトップモードで実行中で、Windows UIがデスクトップ画面です。
※デスクトップ画面は、RDTのデスクトップ画面も含みます。
※色は、ロボ・ステータスビューワー画面のロボアイコンの色と同期しております。
※ロボ・ステータスリスト画面で「無効」に設定されてあるロボは表示されます。
※Home画面を起動時は、最後に取得したRBF Hostステータスの情報が表示されます。

[1段目文字の表示]
"グループ番号" + "RBFライセンスNo." + "RBFライセンスの有効期限"
の順に表示されます。
グループ番号が設定されていない場合は、"--" と表示されます。
グループ番号は、最大 20グループまでです。

RBFライセンスNo.とは、 Set Communication for RBF Host Robo No. 画面 の Select RBF License ボタンで設定された通信で
使用するRBFライセンスNo.が表示されます。
"Default" と表示される場合は、 Set MasterRobo 画面 で指定したデフォルトのRBFライセンスファイルの情報で通信されること
を意味します。RBFライセンスの有効期限が切れている場合は、赤色で表示されます。

[2段目文字の表示]
終端RBF Hostの IPアドレス(FQDN) が表示されます。(先頭から28Byteまで表示されます)
"This PC" と表示される場合は、終端RBF Hostがリレー無しの MasterRobo PC自体を意味します。

[一番下の段の文字表示]
Set RBF Host Robo No. 画面 で設定した Robo No.の名前が表示されます。

[1段目の赤緑青ランプ表示]
RBF Hostに設定されている実行モードが表示されます。
表示 説明
点灯
Desktop Mode
RBFがデスクトップモードに設定中です。
点灯
Service Mode
RBFがサービスモードに設定中です。
点灯
Failed
RBFのステータスの取得に失敗しました。
点灯無し
Disabled
Pause
無効に設定されております。
または、一時停止中です。
現在、1-3段目共に赤緑青のランプは、同時に点灯することはありません。

[2段目の赤緑青ランプ表示]
RBF Hostで実行されている実行モードが表示されます。
表示 説明
点灯
Desktop Exec
RBFがデスクトップモードで実行中です。
点灯
Admin Exec
RBFがデスクトップモードのWindows System権限で実行中です。
点灯
Debug Exec
RBFがデスクトップモードのデバッグモードで実行中です。
点灯
Service Exec
RBFがサービスモードで実行中です。
点灯
Failed
RBFのステータスの取得に失敗しました。
点灯無し
Disabled
Pause
無効に設定されております。
または、一時停止中です。

[3段目の赤緑青ランプ表示]
RBF Host(PC)のWindows UI状況が表示されます。
表示 説明
点灯
UI Desktop
デスクトップ画面です。
点灯
UI R Desktop
リモートデスクトップ画面です。
点灯
UI Lock
Windows ロック画面です。
点灯
UI Logon
Windows ログオン画面です。
点灯
UI R Logon
リモートデスクトップ ログオン画面です。
点灯
Failed
RBFのステータスの取得に失敗しました。
点灯無し
Disabled
Pause
無効に設定されております。
または、一時停止中です。


[マウス操作]
ロボアイコンをクリックしますと、Robo No.を設定する Set RBF Host Robo No. 画面 が表示されます。
タイル箇所をクリックしますと左のロボ・ステータスビューワー画面の対応するロボアイコンが数秒間振動します。


■ Jobコマンド実行傾向グラフ
Jobコマンドが実行された 実行数(Exec)、成功数(Success)、エラー数(Error)、失敗数(Failed)
を時間単位(上のグラフ)と過去の日付単位(下のグラフ)が表示されます。

FishBoneStackGraphIcon
グラフは、Fish Bone Stack Graph(フィッシュボーンスタックグラフ:魚の骨型積み上げグラフ)と言います。
このグラフは、中心線より上が正常、下が異常として、一目で異常があった時間帯、日付の傾向(量)が分かるグラフとなっております。

Job Commnad Fish Bone Stack Graph


下記のサンプルグラフの表示では、時間単位のグラフ(上)で 2時~3時、15時~17時にJobコマンドの実行に異常があった事が直ぐに分かります。 同様に日付単位のグラフ(下)も同様に異常があった日付が直ぐ分かります。

Fish Bone Stack Graph 説明用サンプル 画面
Job Commnad Tendency Graph
※画面は説明用に日付や一部データを加工しております。

時間単位(上のグラフ)
1日24時間の範囲で1棒グラフ10分間の間に、Jobコマンドが実行された数、成功数、エラー数、失敗数がグラフ表示されます。
左のX軸は、0時(00:00:00)、右のX軸は、24時(実際は23:59:59)と固定となります。

日付単位(下のグラフ)
1棒グラフ1日の間に、Jobコマンドが実行された数、成功数、エラー数、失敗数がグラフ表示されます。
表示される日数は、今日の日付を含めた過去48日間表示されます。
左端のX軸をクリックしますと48日単位で過去に向かって表示されます。
右端のX軸をクリックしますと48日単位で現在に向かって表示されます。
X軸上の日付をクリックしますと、選択された日付の24時間グラフ(上)が表示されます。
1年間(365日)分の過去を表示することができます。


■ Jobコマンド実行中リスト表示
Home画面の下位に実行中のJobコマンドリストが表示されます。

リスト列名の説明
列表示 説明
Status Jobコマンドの状況
実行中:Jobコマンドが実行中
待機中:Jobコマンドが指定の時間まで待機中
Job Title Jobコマンドのタイトル名
Program File プログラム名
Locate プログラムの実行場所
This PC :このPCで実行されます。
Transfer :プログラムファイルをRBF Hostへ転送して実行します。
Robo PC:RBF Hostにあるプログラムを実行します。
Now Robo No. 現在、実行処理しているRobo No.
Robo No. Num 処理するロボ数
Progress Message 進捗メッセージ
Job Start Jobコマンドの開始日時
Last Program Start プログラム最後の開始日時
Last Program End プログラム最後の終了日時
Next Days/Times 次のJobコマンド開始日時

[Jobコマンド実行中 リスト表示の操作]
リストに表示されている実行中のJobコマンドを選択して [Stop Job]ボタンをクリックしますとJobコマンドを停止する事ができます。

リストに表示されている実行中のJobコマンドを選択した後に [Job Manage]ボタンをクリックしますと Job Manage画面では、選択されたJobコマンドが配置されているパスに移動して表示されます。
また、リストに表示されている実行中のJobコマンドをダブルクリックしますと [Job Manage]ボタンをクリックしたのと同様にJob Manage画面に選択されたJobコマンドが配置されているパスに移動して表示されます。
Jobコマンドが配置されているフォルダー(パス)を削除、または途中のサブフォルダーの名前を変更した場合は、 元々配置されたJobコマンドのフォルダー(パス)が存在しない為、移動できません。その場合は、上位(親)のフォルダー、またはRootフォルダーの位置に移動します。

Progress Message / 進捗メッセージ 表示一覧
表示メッセージ 説明
Jobコマンドが開始されました。 Jobコマンドが開始されました。
開始時間まで待機中 Jobコマンドが次の開始日時まで停止しております。
プログラムを起動する準備処理中 プログラムが開始され実行される前の内部処理中です。
RBFホストと通信処理中 Robo No.に登録されているRBFホストと通信処理中です。
プログラムファイルを転送中 プログラムファイルを終端RBF Hostへ転送中です。
デスクトップ画面になるまで待機中 デスクトップ画面になるまでプログラムの起動を待機しております。
デスクトップ画面後の遅延起動待機中 デスクトップ画面表示後プログラムの起動を遅延起動待機中です。
プログラム実行中 プログラムを起動して実行中です。
プログラムが成功で終了しました。 プログラムが成功で終了しました。
プログラムが失敗で終了しました。 プログラムが失敗で終了しました。
プログラムがエラーで終了しました。 プログラムがエラーで終了しました。
手動で停止しました。 Jobコマンドが [Stop Job] ボタンで停止されました。




■ [Stop Job] ボタンによる Jobコマンドの停止について
Jobコマンドで起動されたプログラム(実行ファイル)を停止する場合、実行ファイルから画面表示が出力されてある場合は、 画面と閉じる命令を試みます。それでも停止しない場合は、強制終了します。
例えば、スクリプトファイルを実行する場合は、一般的にコマンドプロンプト画面が表示されますが、そのコマンドプロンプトを [閉じる]命令が実施され、子プロセスであるスクリプトも停止する方式で停止させます。
本ソフトウェアで起動した親プロセスの停止を試みますので、親プロセスから起動されたプロセスが独立(親とリンクしていない)起動方法で起動された子プロセスは停止できませんので予めご了承ください。

■ This PC以外でプログラムを実行されている場合のJobコマンドの停止について
This PC以外でプログラムを実行されている場合で、実行されているRobo No.(他のPC)のリレー経路で通信障害等で プログラム停止命令が送れない場合は、プログラムを停止させることができませんので予めご了承ください。
通信障害等で停止できない場合、Robo No.先のPCで常駐させるプログラムであれば、再度、同じJobコマンドを実行して下さい。 同じJobコマンドを実行することで、既に同じ名前の実行ファイルが実行されてある場合は、 以前停止できなかった実行ファイルは強制停止されて新しくプログラムが起動 されます。
ここで言う実行ファイルとは、例えば、"ruby.exe sample.rb" のスクリプトファイル名の引数までを言います。
他のJobコマンドでスクリプトファイル名が "ruby.exe test.rb" が同時に実行中である場合は、スクリプトファイル名が異なりますので、 その実行ファイルは停止されません。
再度、Jobコマンドが実行される事で、以後、本ソフトウェアで管理できます。

[注意]
上記の仕様より Robo No.(PC)で同じ名前の実行ファイルが登録されているJobコマンドを起動すると、 既に同じ名前の実行ファイル名が実行されてある場合は強制停止してから起動しますので

Robo No.(PC)で 同じ名前の役割が異なる実行ファイル名、またはスクリプトファイル名は、 Jobコマンドには登録、または実行しない

ように注意ください。
実行中の実行ファイル名は、実行ファイル名のみでパスは含まれません。
本ソフトウェアでは、実行ファイルが登録される時のファイルの保存場所はフルパスで保存されますが、実行されたファイルの実行中の管理 (Windowsタスク管理)では、実行ファイル名のみ取り出されて管理されます。これは、Windowsの仕様によるものです。

[同じ実行中ファイルである判断について]
同じ名前の実行ファイルが既に実行中かどうかの判断は、引数3つ以内まで同じであれば同じ実行ファイルであると判断されます。

                 : ruby.exe 引数1 引数2 引数3
  これから起動する実行ファイル:ruby.exe Sample.rb args2 args3_3
  既に実行中ファイル     :ruby.exe Sample.rb args2 args3
の場合は、引数3が異なる為、異なる実行ファイル名として判断され実行ファイルは停止されません。

                 : ruby.exe 引数1 引数2 引数3 引数4
  これから起動する実行ファイル:ruby.exe Sample.rb args2 args3 args4
  既に実行中ファイル     :ruby.exe Sample.rb args2 args3 args4_4
の場合は、引数4は異なりますが、引数3まで同じなので、同じ実行ファイルとして判断され停止を試みます。
引数3つまで同じ実行ファイルは、全て停止を試みます。

                 : cmd.exe 引数1 引数2
  これから起動する実行ファイル:cmd.exe /c sample.bat
  既に実行中ファイル     :cms.exe /c Sample.bat
の場合は、引数が2つですが引数3つ以内で同じ引数ですので、同じ実行ファイルとして判断され停止を試みます。

                 : iexplore.exe [引数無し]
  これから起動する実行ファイル:iexplore.exe
  既に実行中ファイル     :iexplore.exe (引数 有/無)
これから起動する実行ファイルに引数が無い場合は、現在、実行されている全ての実行ファイルの停止を試みます。
この仕様は、過去のIEの実行でIEプロセスがバックタスク(ゾンビプロセス)として残っている場合にRBF APIによるUI操作が
期待する操作が行えない場合がある為の対応です。

[実行されたカレントフォルダー]
実行されたカレントフォルダー : C:¥Temp として
  ruby.exe sample.rb
とした場合で、その起動に成功した場合と
  ruby.exe C:¥Temp¥sample.rb
で起動した場合とで同じですが、引数が異なりますので異なる実行ファイルと判断されますので注意ください。

[注意]
※上記の判断は、終端RBF Host(PC) の Windows が 64bitである必要があります。
   Windows 32bitの場合、引数に関係なく実行ファイル名のみで判断されます。
   低水準のWindows APIが 32bit版で使用できくなったことからの影響ですので予めご了承ください。


[補足]
Job Manage画面でJobコマンドを登録する時にフォルダー内での同じ実行ファイル名やスクリプトファイル名は登録できませんが、
別のフォルダーでは、同じ実行ファイル名(スクリプトファイル名)が登録できます。
役割が異なる実行ファイル名(スクリプトファイル名)を 1つの Robo No.(PC) に同時に実行させる事は避けるように注意ください。
実行ファイルの役割が異なる場合、必ず実行ファイル名(スクリプトファイル名)も変えるように運用ください。



ページトップへ 



Set MasterRobo 画面


Set MasterRobo画面
※画面は説明用の為、日付や一部データを加工しております。

インストール後に初めて表示すると上記のような画面が表示されます。

■ MasterRobo ライセンスの有効期限
本ソフトウェアに登録されている MasterRobo ご利用の有効期限、及び認証ファイル名が表示されます。
インストール後に初めて表示される認証ファイル名は、評価版認証ファイル(MasterRobo_Trial.cert)となります。
評価版認証ファイルから正規認証ファイルへ更新する場合は、 認証ファイルの登録/更新 を参照ください。
認証ファイルを更新された場合は、この画面で正しく更新されたかを確認する事ができます。
ライセンスの有効期限が残り30日以下なりますと赤色文字で表示されます。

■ RBF保守期限の設定
RBFの保守契約及び有効な正規ライセンスが発行されているば場合、その期限を登録して有効期限を表示させることができます。 RBFの有効な正規ライセンスが発行されている場合は、有効期限が登録されているパスコードが発行されますので、そのパスコードをここで登録します。
RBFの有効な正規ライセンスが発行されていてパスコードが入手されていない場合は、本ソフトウェアの入手先にお問い合わせ下さい。
有効期限が残り30日以下、及びパスコードを設定されていない場合は、赤色文字で表示されます。
尚、有効なパスコードを登録しなくとも本ソフトウェアの機能には影響しません。

表示 説明
Remove ボタン 設定を削除します。
Registration ボタン 設定を登録します。

■ RBF利用の有効期限 / RBF Hostの通信で使用するデフォルトのライセンスNo.
RBF Hostの仕様より、同じRBFライセンスファイル(ライセンスNo.)がRBF Host(PC)間で登録されていないと通信する事ができません。 この為、RBF Host間の通信で使用するデフォルトのRBFライセンスファイルをここで登録します。

MasterRobo と RBF Host の通信で使用する為、デフォルトの有効なRBFライセンスファイルを必ず登録する必要があります。

複数異なるRBFライセンスファイルを保有されている場合で、RBF Host間の通信をここで設定するデフォルトのRBFライセンスファイル以外で通信を行う場合は、 「Set RBF Host Robo No.」画面でRBF Host間の通信で使用するRBFライセンスファイルを個別に設定することができます。
登録したRBFライセンスファイルの有効期限が残り30日以下なりますと赤色文字で表示されます。

【本ソフトウェアをインストール後に初めて画面を表示した場合】
本ソフトウェアをインストールされたPCにRBFが既にインストールされてあり有効なRBFライセンスファイルが既に RBF側のLicフォルダーに設置されてある場合は、本ソフトウェアがインストールされた時にそのRBF側のLicフォルダーを参照しに行き、有効なRBFライセンスファイルが登録され、それが表示されます。
複数異なるRBFライセンスファイルが設置されてある場合は、一番有効期限が長いRBFライセンスファイルが登録され表示されます。

■ Select RBF License ボタン
現在MasterRoboに登録されているデフォルトのRBFライセンスファイル以外のRBFライセンスファイルを登録したい場合は、
[Select RBF License] ボタンをクリックして他のRBFライセンスファイルに変更することができます。

[Select RBF License] ボタンをクリックしますと Select RBF License 画面が表示されます。
リストビューに表示されているRBFライセンスファイル情報は、下記の順に検索されて見つかったRBFライセンスファイルの情報が一覧で表示されます。

    (1) RBFのLicフォルダーに設置されたRBFライセンスファイル (ファイル拡張子 .lic)
    (2) MasterRoboのLicフォルダーに設置されたRBFライセンスファイル (ファイル拡張子 .lic)

変更したいRBFライセンスファイルを選択して OK ボタンをクリックして下さい。
この画面でOKボタンをクリックしてもまだ登録されません。元のSet MasterRobo 画面のOKボタンをクリックした時点で登録されます。

MasterRoboがインストールされたPCにRBFをインストール(セットアップ)していない場合で、MasterRoboとRBF Hostとで通信を行いたい場合は、 MasterRobo側のLicフォルダー配下に有効なRBFライセンスファイルを設置して下さい。

■ 最大リソース値の設定
最大リソース値は、MaterRoboが実行されているPCの負荷状況をリアルタイムで表示させる設定(チューニング)を行います。
MasterRobo(PC)でプログラムを実行する場合に当然PCの処理能力や負荷に依存してプログラムの処理が遅くなります。
MasterRobo(PC)のプログラムの実行負荷に影響する情報をリアルタイムで表示して目視できることで未然に対策を行えるようにするものです。

ここで設定する最大リソース値は、Windows PCの通常の使用時の使用率(Usage)が50%以下になるように設定します。
要は、Home画面に表示されるグラフ表示が 50%を超えている場合は「負荷が高い」と目視できるようにチューニングします。

[プロセス最大実行数]
PCの処理能力に依存したWindowsの全体のプロセス実行数の最大値の目安を指定します。
既定値 : 1000

<参考>
PCのメモリ容量、CPUスペックに関係無しにWindows全体のプロセス数が 1,024プロセスを超えるとWindowsの挙動がおかしくなる場合があります。 仕事でWindowsの一般的な使用で 200~300 実行プロセス数である場合が多いです。
初代Windowsからのレガシー仕様によるものなのかは定かではありませんが、長くWindowsを使用しているとWindowsフォルダーが肥大化する仕様が変わらないのと同じ、実行プロセス数目安1000を超えるとフリーズする現象(または挙動不審)になる場合が発生する場合があります。またバックグラウンドで自動で Update等が実行されている場合など、MaterRoboで新しくプロセス(プログラム)を起動する特性から負荷を目視できることは重要だと考えております。 尚、本格的にPCのリソースを監視したい場合、専門の監視ソフトウェアをご利用ください。

[スレッド最大実行数]
PCの処理能力に依存したWindowsの全体のスレッド実行数の最大値の目安を指定します。
既定値 : 10,000

<参考>
スレッド数が多いと言うのは、負荷が高くなる、メモリが逼迫する可能性があります。

[Job最大実行数]
PCの処理能力に依存したJobコマンド実行数の最大値の目安を指定します。
既定値 : 5

<補足>
既定値は、最低値の5としてあります。MasterRoboの運用に依存して増加ください。
MasterRoboで同時に実行できるJobコマンド数は、予約メモリサイズとして512個まで確保しておりますが、実質約100個が限界と考えております。


■ 監視サイクル時間の設定
[自PC監視サイクル時間]
Home画面の左上に表示されるリソースグラフの更新時間を指定します。
自PC監視サイクル時間とは、全てのリソース取得後に次回全てのリソースを取得するまで停止させる時間となります。 通常は、既定値 3秒のままご利用ください。PCの負荷状況に応じてサイクル時間を調整ください。

[RBFホスト監視]
表示 説明
Active 実行
Pause 一時停止

RBFホスト監視サイクル時間とは、全てのRBFホストのステータス取得後に次回全てのRBFホストのステータスを取得するまで停止させる時間となります。

本ソフトウェアご利用の有効期限が切れますと自動的に Pause になります。(同時に監視も停止します)
有効期限が切れている状態では Active にすることはできません。
正規の有効なMasterRoboの認証ファイルが登録されますと Active にすることができます。



ページトップへ 



Set RBF Host Robo No. 画面


選択された Robo No. の終端RBF Hostステータスの確認や終端RBF Hostまでの通信条件を
確認・設定する画面です。

Set RBF Host Robo No. 画面
※画面は説明用の為、日付や一部データを加工しております。

インストール後に初めて表示すると上記のような画面が表示されます。

■ Robo Status
選択/表示 説明
無効 RBF Hostの監視対象から除外します。
JobコマンドにRobo No.が登録されている場合でもプログラムの実行は、除外されます。
有効 RBF Hostの監視対象にします。
JobコマンドにRobo No.が登録されている場合プログラムが実行されます。

■ Group / Select Group ボタン
選択された Robo No. が 所属するグループ名を選択・編集する画面が表示されます。
画面の説明は、マウスカーソルを画面表示項目及びボタンに持って行くと必要に応じて説明が表示されますで そちらを参照ください。

■ Name
選択された Robo No. の名前を最大28文字(Byte)以内で入力して下さい。
Robo No.の名前を省略(空に)する事はできません。必ず名前を指定して下さい。

■ 終端RBFホスト
表示 説明
IP/FQDN 終端RBFホストのIP/FQDNが表示されます。
MasterRobo PCである場合 "This PC" と表示されます。
Relays MasterRobo PCから終端RBFホストまでのリレー数(中継するRBF Host数)
Timeout RBFホスト通信におけるTCP接続のタイムアウト(秒)
Retry RBFホスト通信におけるTCP接続失敗時のリトライ回数
License No. RBFホスト通信で使用するRBFライセンス番号とその有効期限
有効期限が30日以内となりますと赤色文字で表示されます。

■ Set Com ボタン
選択された Robo No. の終端ホストまでの通信経路や条件を設定する画面を表示します。
Set Communication for RBF Host Robo No. 画面 の説明を参照ください。

■ Update ボタン
指定された終端RBFホスト(PC)のステータスを更新します。

■ Version
表示 説明
Windows Windowsのバージョンを表示
RBF RBFのバージョンを表示

■ RBF Server
Startup Mode : RBFが設定されている起動モード
表示 説明
Service Mode サービスモードに設定されております。
Desktop Mode デスクトップモードに設定されております。

Run Status : RBFが現在実行されているモード
表示 説明
Service Mode サービスで実行中
Desktop Mode デスクトップ画面で実行中
Debug Mode デバッグモードで実行中
Desktop Admin デスクトップ画面でWindows System権限で実行中

■ Windows UI
指定された終端RBFホスト(PC)のWindows画面の状態が表示されます。
表示 説明
Desktop デスクトップ画面が表示中
Windows Logon ログオン画面が表示中
Screen Lock スクリーンロック画面が表示中
Remote Desktop リモートデスクトップ画面が表示中
Remote Desktop Logon リモートログオン画面が表示中
Not Active Console アクティブコンソールが無い状態

■ Windows Service
指定された終端RBFホスト(PC)のWindowsに設定されているサービスの状況が表示されます。

RBF Server Service : RBFサーバサービスの設定
表示 説明
無効 サービスが無効に設定されております。
自動 サービスが自動に設定されております。
手動 サービスが手動に設定されております。

RBF Server Status : RBFサーバサービスの実行状況
表示 説明
停止中 サービスが停止しております。
実行中 サービスが実行されております。

RBF Service Manager : RBFサービスマネージャーの設定
表示 説明
無効 サービスが無効に設定されております。
自動 サービスが自動に設定されております。
手動 サービスが手動に設定されております。

RBF Service Manager : RBFサービスマネージャーの実行状況
表示 説明
停止中 サービスが停止しております。
実行中 サービスが実行されております。

■ Windows Logon
表示 説明
User 現在ログオンしているユーザ名
Domain 現在ログオンしているユーザ名のドメイン名

■ Mail Notified
終端RBFホストのステータスが変化したらメール通知するかを指定します。
表示 説明
無効 メール通知しません。
有効 変化したらメール通知します。
Desktop デスクトップ画面(RDT含む)が切り替わった場合のみ通知されます。

メール通知する指定をされた場合で、この画面で通知するメールアドレスの指定がされていない場合、 既定のメールアドレスに通知されます。
※既定(デフォルト)のメールアドレスとは、「Set SMTP Mail」画面で登録したメールアドレスです。

To(通知先)にメールアドレスを指定して、From(送信元)のメールアドレスが指定されていない場合は、 Fromメールアドレスのみ既定のメールアドレスとなります。
同様にFrom(送信元)にメールアドレスを指定して、To(通知先)のメールアドレスが指定されていない場合は、 Toメールアドレスのみ既定のメールアドレスとなります。



ページトップへ 



Set Communication for RBF Host Robo No. 画面


選択された Robo No. に 終端RBF Hostまでの通信条件を設定する画面です。

Communication for RBF Host Robo No. 画面
※画面は説明用の為、日付や一部データを加工しております。

初めて表示すると上記の画面が表示されます。
この画面で、MasterRobo PCから終端RBFホストまでの経路と通信条件をRobo No.に設定します。
Jobコマンドの作成・編集時にプログラムを実行させたい終端RBFホストの指定を Robo No. で指定します。

■ Robo No.
Home画面で選択された Robo No. が表示されます。

■ Number of relays
MasterRobo PCから終端RBFホストまでの経路でRBFホストを中継させるリレー数を指定します。
最大 5 RBFホストまでリレーさせることができます。
リレー数を1以上指定しますと、画面で入力できるエリアがリレー数分増えます。

■ Timeout & Retry
MasterRobo PCから終端RBFホストへTCP接続させる通信応答のタイムアウト(秒)とTCP接続に失敗した場合のリトライ回数を指定します。
RBFホストの監視で、全RBFホストの監視が終了するまで実行時間に依存されますのでタイムアウトは、3秒以下、リトライ回数は無しを推奨致します。

■ RBF Host Call RBF Host Name
終端RBFホストのRBF Serverの環境設定ファイル(RBF_Server.config)のキー名 "api_call_hostname" にて
RBF API命令に制限をかけている場合、許可するホスト名称を指定します。
詳しくは「RBFのご利用ガイド」を参照ください。

■ 白いロボアイコンと青いロボアイコン
リレー数を1以上指定された場合、リレー数分の青いロボアイコンの入力が可能になります。
入力可能な青いロボのアイコンをクリックして、IPアドレス(FQDN) を必ず入力して指定して下さい。
必要に応じて TCPポート番号も指定します。

表示されている白いロボ(MR)のアイコンは、MasterRobo PC(This PC)のNICに設定されているIPアドレスが表示されます。自PCのIPアドレスですのでIP/FQDNの入力することはできません。
自PCのNICのIPアドレスが複数設定されている場合は、Default Gateway のIPアドレスが表示されます。
自PCがVPN接続されている場合、VPN接続でIPアドレスが割り当てられた場合、そのIPアドレスが表示されます。
外部セグメントへの接続で有効なIPアドレスが表示されているだけで、実際にMasterRoboが自身のPCへ接続する場合は 127.0.0.1 で通信されます。

■ Com Check ボタン
ロボアイコン下の Com Check ボタンをクリックすると、クリックしたロボアイコンの経路までTCP接続ができるかを確認する事ができます。

RBF Serverと接続できない場合は、RBFの通信の仕様から「接続できない」しか分かりません。
これは、RBF Server通信のセキュリティ上、送られてきたRBFライセンスファイルの情報に登録されているデータと、自身に登録されているRBFライセンスファイル情報(複数登録含む)と異なるデータを検知した場合、TCP接続を切断して応答は一切返さない仕様となっている為です。

接続できない場合、IPアドレス、TCPポートの指定が適切であるか?
同じRBFライセンスファイルがリレー経路の全てのRBF Host(PC)のLicフォルダーに配置されているか?
を確認ください。

■ Relays No.
IPアドレス(FQDN)を入力できるリレー番号が表示されます。

■ RBF Host IP/FQDN Address & Port
IPアドレス(FQDN)を入力します。最大60文字(Byte)までです。
入力の確定は、Enter キーを押下します。
Portは、RBFと通信するTCPポート番号を指定します。 指定されない場合、RBFと通信する既定(デフォルト)のポート番号 37000 となります。
指定できる RBF Host のIPは、Professional版のみが対象となります。

■ Clear
IPアドレス(FQDN)/Portの指定をクリアーします。

■ Select RBF License ボタン
[Select RBF License] ボタンをクリックしますと 終端RBFホストに登録されているRBFライセンスファイルの情報が一覧で表示され確認する事ができます。

またリレー数が1以上で Set MasterRobo 画面 で指定したデフォルトのRBFライセンスファイル以外のRBFライセンスファイルで通信を行う場合は、[Select RBF License] ボタンをクリックして他のRBFライセンスファイルに変更することができます。
初回は、必ずデフォルトのRBFライセンスファイルをリレー経路全てのRBF Host(PC)に登録されている必要があります。
この画面で設定が完了すれば、全経路のRBF HostにデフォルトのRBFライセンスファイルは必要ありません。
[応用の参考として]
Jobコマンドの編集/作成画面でファイルのアップロード及び削除できる機能がありますので、必要に応じて不要なRBFライセンスファイルを削除する事ができます。
PLC MasterRobo専用に使うRBFライセンスファイルと組織やグループ等から分けるRBFライセンスファイルとで複数のライセンスファイルにて運用されることをお勧め致します。また組織やグループ等からセキュリティレベルを分ける場合、使用するTCPポート番号をグループ毎に分ける方法もあります。

[Select RBF License] ボタンをクリックしますと MasterRoboPC(This PC)に登録されているRBFライセンスファイル一覧では無い点に注意 ください。

終端RBFホストまで接続できない場合やRBFライセンスファイルの情報が一覧が取得できない場合は、リレー経路の全てのRBF Host(PC)に同じRBFライセンスファイルが登録れているかを確認して下さい。

この画面で指定されたRBFライセンスファイルの有効期限が30日以内であれば、赤色文字で表示されます。

■ Remove ボタン
現在指定されているRBFライセンスファイルの登録を削除(クリアー)します。
削除すると Set MasterRobo 画面 で指定したデフォルトのRBFライセンスファイルの情報が通信で使用される事になります。



ページトップへ 



Job Manage 画面


Jobコマンドを作成、編集、実行、実行結果を確認する管理画面です。

Job Manage画面

初めて表示するとサンプルのフィルダーが作成されます。
サンプルのフォルダーに割り付けされているアイコンは、Windows標準のアイコンとなります。
参照先のアイコンリソースファイル
C:¥Windows¥system32¥shell32.dll
C:¥Windows¥system32¥imageres.dll
Windows OSのバージョンによってアイコン形状が、異なりますので予めご了承ください。
サンプルのフィルダーは、必要に応じて編集・削除できます。

[基本操作方法]
フォルダーの作成、編集、削除の操作方法は、Windows ファイルエクスプローラーとほぼ同じ操作で行えます。
マウスを右クリックして表示されるメニューも活用ください。

[上位ボタンの説明]
表示 説明
Run Job Jobコマンドリストで選択されているJobコマンドを実行する画面を開きます。
Stop Job Jobコマンドリストで選択されている実行中のJobコマンドを停止します。
Create Job 選択されているフォルダーにJobコマンドを新規で作成します。
Edit Job Jobコマンドリストで選択されているJobコマンドの編集画面を開きます。
Delete Job Jobコマンドリストで選択されているJobコマンドを削除します。
Job Result Jobコマンドリストで選択されているJobコマンドの実行結果画面を開きます。
Refresh 画面表示を更新します。
Jobコマンドリストに表示されているJobコマンドをマウスで選択して右クリックすると同様な項目のメニューが表示されますので そちらも活用ください。

[フォルダー操作ボタンの説明]
表示 説明
Create Folder 選択されているフォルダーと同じ階層に新規でフォルダーを作成します。
Create Sub Folder 選択されているフォルダー階層の下に新規でフォルダーを作成します。
Delete Folder 選択されているフォルダーを作成します。
Edit Folder 選択されているフォルダーを編集します。
Expand Folder 選択されているフォルダー配下を展開します。
Expand Close 選択されているフォルダー配下を閉じます。
フォルダーをマウスで選択して右クリックすると同様な項目のメニューが表示されますのでそちらも活用ください。

[下位ボタンの説明]
表示 説明
Home Home画面に移動します。
Set Mail SMTPメールの設定画面を開きます。


[Jobコマンドリスト列説明]
列表示 説明
Job Title Jobコマンドタイトル名
Exec Status Jobコマンドが実行中であれば、"実行中" と表示されます。
Locate プログラムの実行場所
This PC :このPCで実行されます。
Transfer :プログラムファイルをRBF Hostへ転送して実行します。
Robo PC:RBF Hostにあるプログラムを実行します。
Program File プログラムファイル名
Robo Num 実行するRobo No. の数
Job Start Jobコマンドが最後に開始した日時
Job End Jobコマンドが最後に終了した日時
Exec Time Jobコマンドの最後の実行時間
Run Job Jobの実行数 合計
Exec Prog プログラムの実行数 合計
Success Prog プログラムの成功数 合計
Faile Prog プログラムの失敗数 合計
Error Prog プログラムのエラー数 合計
Size プログラムサイズ
Update Jobコマンドの更新日時
合計は、複数のRobo No.が指定され実行された場合でも、全て加算された合計となります。

[Jobコマンドの実行結果を表示]
Jobコマンドの実行結果を表示させたい場合は、リストの表示されているJobコマンドをダブルクリックすると 実行結果画面が開きます。
Jobコマンドが "実行中" であってもリスト表示のJobコマンドをダブルクリック、または リスト表示のJobコマンドで "実行中" のJobコマンドを選択後にJob Result ボタンをクリックすると実行結果画面が開き、 画面の Update ボタンをクリックしますとその時の実行状況を確認する事ができます。

■ 「新しいフォルダー」と「新しいサブフォルダ」作成
Rootフォルダーと同じ階層のフォルダーは作成することはできません。
フォルダー名に Windowsで予約されている禁止文字 \ / : * ? " < > @ | を使用することはできません。

■ フォルダーの移動、Jobコマンドの移動
フォルダーを別のフォルダーに移動、またはJobコマンドを別のフォルダーに移動したい場合、マウスのドラッグ&ドロップで移動させます。 移動させるフォルダー内(その配下の全てのサブフォルダーも含む)のJobコマンドで実行中のJobコマンドがある場合も移動する事ができます。

■ フォルダーの削除
フォルダーを削除した場合、選択されたフォルダーの配下にサブフォルダーが存在しても、選択されたフォルダーを含めて全て削除されます。
フォルダー内のJobコマンドも全て削除されます。
ルートフォルダーは、削除することはできません。
削除したいフォルダーで配下のサブフォルダ―も含むフォルダー内で、実行中のJobコマンドがある場合も削除する事ができます。

■ フォルダーアイコンについて
フォルダーの編集画面で表示されるアイコンの参照先のWindows標準のアイコンリソースファイルは、
下記となります。
  C:¥Windows¥system32¥shell32.dll
  C:¥Windows¥system32¥imageres.dll

フォルダーの編集画面で [Select File] ボタンをクリックすることで、他のEXEファイルやDLLファイル内にあるアイコンもファイルを選択することで、アイコンリストに表示させてフォルダーのアイコンとして割り当てることができます。 但し、他のEXEファイルまたはDLLファイルがアンインストールなどで削除されてしまった場合は、フォルダーに割り付けられているアイコンは表示できなくなり、既定値のWindowsフォルダーアイコンで表示されます。

[補足]
フォルダーの新規作成、または編集で指定されたフォルダーアイコンが、フォルダーのツリービューに正しく アイコンが表示されない場合がありますので予めご了承ください。
これはWindowsの機能でアイコン表示がキャッシュされており、直ぐに反映されないことによるものです。
正しく表示されない場合は、Refreshボタンをクリックすることで正しく表示される場合があります。
また、Windows標準のアイコンにおいて、選択中のアイコン表示のアイコンイメージが無いアイコンもあり、マウスカーソルをフォルダーの上に持って行くと黒く表示される場合があります。その場合は、別のアイコンを指定してください。 尚、この現象は、Windows仕様によるものです。



[Jobコマンドのプログラムを開発されている方へ]
Jobコマンドを新規で作成後にプログラムファイルを更新する場合で、Jobコマンドの編集にて プログラム・ファイルを更新する事ができますが、 デバッグ等で頻繁にプログラムファイルを更新する必要が生じたとき、
フォルダー : %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Database¥JobCmd
配下のフォルダーツリーとJob Manage画面のフォルダーツリーは同期しておりますので、同じフォルダー名配下に更新したいプログラムファイルを直接上書きコピーすることで更新する事ができますのでご活用ください。

[注意]
プログラムファイルは、そのまま上書きコピーできますが、プログラムファイル以外のファイルは、DBの情報(Data, Index)ファイルですのでそのファイルの削除やファイルを開く操作、またはファイル名を変更するなどは「絶対」に行わないで下さい。
プログラムファイルの上書きコピーだけが可能です。
画面のアプリケーションやJobコマンドが実行されている時は、フォルダーを直接手操作で絶対に削除しないで下さい。
データベースですのでフォルダーは他のフォルダーと連携されており正常に動作しなくなる場合があります。



ページトップへ 



Job Edit 画面


Jobコマンドの新規作成、編集する画面です。

Job Edit 画面

Jobコマンドを新規で作成する方法は、最初にJobコマンドツリービューでフォルダーを選択します。
フォルダーを選択されましたら「Create Job」ボタンをクリックしてください。
または、Jobコマンドがリスト表示される場所でマウスボタンを右クリックして表示されるメニューから
[Job新規登録]をクリックして下さい。 Job Edit画面が表示されます。

Jobコマンド新規登録画面は、Jobコマンド編集画面と同じです。

画面の説明は、マウスカーソルを画面表示項目及びボタンに持って行くと必要に応じて説明が表示されますで、そちらを参照ください。


■ MasterRobo PCでプログラムを実行
MasterRobo PCでプログラムを実行とは、PLC MasterRobo がインストールされて実行されている PC(以下、This PC)を言います。
This PCにあるプログラムをJobコマンドとして登録して実行させたい場合に選択します。

プログラムファイル(実行ファイルも可能)の選択は [Select File] ボタンをクリックして選択します。
プログラムファイルが選択されますと選択されたファイル名の拡張子により[使用するスクリプト]で拡張子に対応するスクリプトの
実行ファイル名が自動で選択されます。
但し、[使用するスクリプト]の指定が無い(None)である時のみ自動で選択されます。
ファイルが選択された時は同様に自動で選択されます。

[カレントパスを指定された場合]
指定されたカレントパスに上記で指定したプログラムファイル、または実行ファイルが存在する場合は、そのファイルが実行されます。
ファイルが存在しない場合は、DBに登録されたファイルが実行環境のカレントパスを設定して実行されます。
Java、C#言語で開発された実行ファイルがカレントパスに依存する場合などバッチから起動しないで実行させる事ができます。

指定されたカレントパスにDBに登録されたスクリプトプログラムファイルや開発された実行ファイルを存在させることで
自身で管理したいフォルダー配下でプログラムファイル(開発された実行ファイル)を管理することができます。
この場合、フォルダー配下のプログラムファイルを編集、または更新しますと、Job実行時にDBに登録されたファイルを実行しません。
逆にカレントパス配下から 指定のプログラムファイル(実行ファイル)を削除しますとDBに登録されたファイルが実行 されます。
この為、プログラムファイル(開発された実行ファイル)のフォルダー配置場所に注意ください。

カレントパスのサンプルプログラムファイルを実行させる場合の設定 例

[Ruby言語]
プログラムファイル : 01_01_OpenClose.rb
カレントパス          : C:\Program Files\Robowiser\RBF_Host\Samples\Ruby
使用するスクリプト : ruby.exe

[Java言語]
プログラムファイル : s01_01_OpenClose.class
カレントパス          : C:\Program Files\Robowiser\RBF_Host\Samples\Java
使用するスクリプト - 指定実行ファイル : "C:\Program Files\Robowiser\RBF_Host\Samples\Java\exec_smp.bat"

[C#言語]
プログラムファイル : s01_01_OpenClose.exe
カレントパス          : C:\Program Files\Robowiser\RBF_Host\Samples\C#\01_01_OpenClose\Release
使用するスクリプト : None

[PHP言語]
プログラムファイル : 01_01_OpenClose.php
カレントパス          : C:\Program Files\Robowiser\RBF_Host\Samples\PHP
使用するスクリプト : php.exe


■ Robo No.にプログラムを転送して実行
Set RBF Host Robo No. 画面 で設定された RBF Hostにプログラムファイルを転送して実行させたい場合に選択します。 または、相手先のRBF Hostにプログラムファイルを存在させたく無い場合に選択します。

送信したいファイルは、This PCにあるプログラムファイルを [Select File] ボタンで選択します。
Robo No.の選択は、Job Edit 画面にある [通信相手先のRobo No.] 表示項目にあります [Select Robo No.] ボタンをクリックするとRobo No.を選択する画面が表示されますので、その画面で選択します。
必ず相手先のRobo No.は選択する必要があります。
実行させたいRobo No. は複数選択することができます。
Robo No.が「無効」であるRobo No.でも選択することができますが、対象外となり実行されません。
複数選択されたRobo No. が後から「無効」に設定されてある場合は、対象外となり実行されません。
逆に複数選択されたRobo No. が後から「無効」から「有効」に設定された場合は、処理対象として
実行されます。
複数選択された場合の実行シーケンスは、Robo No.の昇順で(No.が小さい順に)実行されます。

[RBF Hostへ転送先するプログラムファイルのパスについて]
相手先Robo No.のRBF HostがインストールされているRBFホームパスの

  ~/Robowiser/RBF_Host/Scripts

にプログラムファイルが転送されて実行されます。

プログラムの実行が終わりましたらプログラムファイルは削除されます。
Jobコマンドの終了でなく、Robo No.毎のプログラムの実行が終わったタイミングである点に注意下さい。
例えば、1時間サイクルでプログラムを実行させるJobコマンドの設定をされている場合、プログラムの開始時間になりますと
ファイルの転送、実行、削除の処理が行われます。

[転送先のScriptsフォルダー 以外のカレントパスで実行したい場合]
~/Robowiser/RBF_Host/Modules/run.exe コマンドを指定するとカレントパスを変更して実行することができます。
~/Robowiser/RBF_Host/Modules パスは、RBFをインストールしますと環境変数 PATH に登録されるパスですので
run.exe コマンドを実行させるときに絶対パスを指定する必要はありません。
run.exe コマンドの使用の説明は、引数 -h を指定するか、引数無しで実行させると説明が表示されますのでそちらを参照ください。
[補足]
説明出力について
・Windows GUIアプリから起動した場合は、Help画面が表示され60秒後に閉じます。
・Windows コンソールから起動した場合は、起動したコンソールに説明が出力されます。
RBF Version. 1.1.6.12以上から run.exe コマンドがインストールされます。
RBF Version. 1.1.6.11以下のPCで run.exe が無い場合は、run.exe ファイルを環境変数 PATH上のフォルダーにコピーすると
使用することができます。推奨コピー先 : ~/Robowiser/RBF_Host/Modules

[注意]
・プログラムの実行後にプログラムファイルは削除されますが、削除できない環境状態に陥っている場合は、削除されませんので
  予めご了承ください。
  削除されない環境状態として、ネットワークに異常が発生している場合などです。
  ネットワーク経由ですのでネットワークが不通となれば削除命令の通信が相手に届かない為です。
  このようなネットワークを使用することから考えられるリスク(障害発生等)を回避したい場合は、次の
   [Robo No.にあるプログラムを実行] を選択して下さい。
・相手先Robo No.のRBF Host(PC)へ転送されるプログラムファイル名と同じプログラムファイル名が登録されている別のJobコマンド
  Jobコマンドを実行しますと 上書きコピーして実行されます ので注意ください。
  相手先Robo No.のRBF Host(PC)へ転送されるプログラムファイル名は、 必ず異なるファイル名にする 必要があります。
  同じプログラムファイル名が存在した場合、上書きコピーして実行する仕様は、前回の実行時に削除できない環境状態に陥って
  いた為、同じファイル名が存在している可能性がある為です。
  またJobコマンドを停止させる仕様からのプログラム(実行ファイル)名称に制約があります。
  詳しくは、 [Stop Job] ボタンによる Jobコマンドの停止について を参照ください。
・相手先のRBF Hostのバージョンは、1.1.5.7以上である必要があります。

Robo No.にプログラムを転送して実行させる場合、実行するプログラムをRobo No.(PC)に常時常駐させる運用方法は、 想定できる障害より避ける事を推奨致します。


■ Robo No.にあるプログラムを実行
Set RBF Host Robo No. 画面 で設定された RBF Host(PC)にあるプログラムファイルを実行する場合に指定します。

Robo No.の選択は、Job Edit 画面にある [通信相手先のRobo No.] 表示項目にあります [Select Robo No.] ボタンをクリックするとRobo No.を選択する画面が表示されますので、その画面で選択します。
必ず相手先のRobo No.は選択する必要があります。

相手先のRBF Host(PC)に事前に実行するプログラムファイルが必ず存在している必要があります。

実行させたいプログラムファイルが存在するかを事前に確認したい場合や事前にプログラムファイルを転送して置きたい場合は、 [Set File Robo No.] ボタンをクリックすると表示される 画面 で事前に確認、またはプログラムファイルを事前に転送して配置する事ができます。
転送したプログラムファイルが相手先のRBF Host(PC)で不要となった場合にプログラムファイルを削除することもできます。

■ 使用するスクリプト
使用するスクリプトエンジンの実行ファイルを指定します。
予約された実行ファイルのリストに無い場合は「指定実行ファイル」を選択して、入力エリアに実行ファイル名を設定します。
PLC MasterRoboで実行する実行ファイルがスクリプトプログラムである場合、 This PC、Robo No.のPCには、スクリプトエンジンの実行ファイルまでのパス(環境変数:PATH)が通っているWindowsの設定が必ず必要です。
PLC MasterRoboで実行する実行ファイルが一般的に言う実行ファイルである場合は、環境変数:PATH の設定は不要です。

[使用するスクリプトに引数を渡したい場合や環境変数を設定変更したい場合]
バッチファイルを作成して対応します。
例えば Javaで開発されている場合
バッチファイル名 : JavaExe.bat
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
set JAR=.;"%RBF_HOST_HOME%Modules¥jna.jar;"%RBF_HOST_HOME%Modules¥RBF_BaseAPI.jar;
java.exe -cp %JAR% %~n1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
バッチファイルを保存する場合、環境変数 PATH の配下にファイルを配置させます。
【指定実行ファイル】を選択して
【使用するスクリプト】JavaExe.bat
を指定します。

同様に Rubyで開発されている場合
バッチファイル名 : RubyExe.bat
-----------------------------------------------------------------------
set RUBYLIB=%RUBYPATH%;%RBF_HOST_HOME%Modules
ruby.exe -d %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
-----------------------------------------------------------------------
バッチファイルを保存する場合、環境変数 PATH の配下にファイルを配置させます。
【指定実行ファイル】を選択して
【使用するスクリプト】RubyExe.bat
を指定します。

環境変数 PATH を通す場合、1つのフォルダー配下にバッチファイル集としてまとめると管理し易くなります。
尚、【使用するスクリプト】は絶対パスでも指定できますが推奨しません。(指定できる文字は最大64Byte:文字までです)


[Windowsの環境変数(PATH)の変更設定の注意]
PLC MasterRoboのエンジンは、サービスで実行されておりますので OSが起動された時のPATHの環境となります。
PLC MasterRoboのエンジンであるサービスが実行された後に新しく環境変数:PATHを設定した場合は、PLC MasterRoboサービスプロセスは、 後から新しく環境変数:PATH の情報を認識されません。
OSが起動した時の環境変数:PATH のままです。 これは、Windowsの仕様によるものです。
この場合は、Windows OSを再起動するか、PLC MasterRoboのサービスを再起動して下さい。

[サービスの再起動方法]
Windows10
  [コントロールパネル] → [管理ツール] → [サービス] の画面
Windows11
  [コントロールパネル] → [Windows ツール] → [サービス] の画面
  または、スタートボタンをクリック → [すべてのアプリ]をクリック →
   [すべてのアプリ] 画面を表示させ「W」の項目にある [Windowsツール] をクリック → [サービス] を開く
※現時点コントロールパネルはまだ存在してました。しかし、ある日突然、Windows11から管理ツール がなくなりました。
※Windows10, 11 共に将来UIが変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

サービス名 "PLC MasterRobo" または "PLCMRService" を [停止] → [開始] をクリックして下さい。

仮想OSの場合、仮想OSアプリ自体を再起動しないと環境変数:PATH が反映されない場合もありますので注意下さい。

[参考として]
本ソフトウェアは、実行ファイルを指定のRobo No.(PC)に指定の条件(時間、Windows画面状況等)で実行させるソフトウェアですので、 プログラムファイルの指定をTextファイル、Word/Excelファイル、PDFファイル等の文書ファイルを開かせる事も可能です。
例えば、Jobコマンドにプログラム(実行するファイル)の実行条件としてデスクトップ画面になったら文書ファイルを開く。 すなわちユーザがPC起動後 Windowsにログオンしたあとに指定の時間経過後に文書ファイルを開いて見せる。 なども可能です。
これを動作させるJobコマンドの設定画面への設定方法は、
入力箇所 データ
Robo No.にある
プログラムを実行
[Robo No.にあるプログラムを実行] を選択して
ファイル C:¥WINDOWS¥system32¥cmd.exe を設定します。
使用する
スクリプト
None(無し) を選択します。
cmd.exeも選択できますが、実行ラインが cmd.exe cmd.exe となり意味がありません。
プログラム
入力引数
/c [開きたい文書ファイルのフルパス]
cmd.exeの場合、/c は、必ず引数に指定します。
/c を付けないと単にcmd.exeが起動されるだけとなります。
実行プログラムの
ウィンドウを表示
Hide(非表示)/Show(表示) どちらでもOKですが、ここでは Hide を指定します。
Hideの場合、cmd.exe の画面が表示されません。Showの場合は、表示されます。
Hide指定でも cmd.exeで起動されるアプリケーションは一般的に非表示が引き継ぎされなく
cmd.exeで実行するアプリケーションに依存されます。
デスクトップ画面
を使用
Yes
デスクトップ画面
Retry
Until Desktop(デスクトップ画面になるまで)
デスクトップ画面
Interval Time
ここでは 5分を指定します。
デスクトップ画面
Delay Startup
ここでは 1分を指定します。
※条件として
・Robo No.先のPCは、同じWindow OSに限ります。
・Robo No.先のPC全てに [開きたい文書ファイルのフルパス]が存在することが条件となります。

Windowsの場合、Textファイル、Word/Excelファイル、PDFファイル等の拡張子が関連付けされておりますので、 単に文書ファイル指定するだけで開く事ができます。

このように本ソフトウェアは、スクリプトのプログラムファイルでなくとも単に実行ファイルを実行させたい場合などにも活用する事ができます。

疑問に思う方もいるかと思いますので、ここで補足致します。
文書ファイルを開くとき、例えば Wordファイルを開く時に、何故、選択する実行ファイルを cmd.exe ではなく
直接 WINWORD.EXE を指定しないのか?
実は、実行ファイルが実行される時に実行するカレントフォルダーが指定された環境が必要な実行ファイルが存在します。 WINWORD.EXEの場合、実行ファイルが配置されている同じフォルダー内にWINWORD.EXEが読み込むDLLファイル等が存在しないと起動に失敗します。
このように実行ファイル固有の性質が存在している場合もあります。
環境変数:PATHが WINWORD.EXE まで通っていなく、拡張子の関連付けがされているのみとなっております。
この為、選択する実行ファイルを cmd.exe を指定している訳なのです。
尚、直接 WINWORD.EXE までのフルパスを指定すると起動されるPCの環境や他の起動のやり方もありますが、 ここでは敢えて参考として拡張子に割り付けされている実行ファイルの起動を紹介しております。
念のため、上記の設定で動作しますが、MS系の情報は保守対象外として下さる様お願い致します。

[This PCで起動される実行ファイルのカレントフォルダーについて]
開発されたプログラムを PLC MasterRoboのデータベースに登録されて、PLC MasterRoboで実行される時のカレントフォルダーは、
~¥MasterRobo¥Database¥Run 配下のランダムなパス名で実行されますが、実行されたカレントフォルダー(パス)を指定のパスに変更したい場合、開発されている言語でカレントフォルダーを変更するAPIで変更ください。 但し、一般的にカレントフォルダーからの相対パスとした設計(仕様)の開発は避けるべきです。 絶対パスでの設計・開発が推奨されております。


■ Job/プログラム メール通知
Jobコマンド/プログラムが起動時・終了時にメール通知するかを指定します。

[起動時]
表示 説明
None メール通知しません。
Yes 起動時にメール通知します。
異常時のみ通知 本ソフトウェアの内部処理で起動(処理)できない場合のみ通知されます。

[終了時]
表示 説明
None メール通知しません。
Yes 終了時にメール通知します。
異常時のみ通知 Failed(失敗) と Error(エラー) 終了のみ通知されます。
通信エラー、手動で停止、デスクトップ画面に切り替わらない事による終了も含みます。

メール通知する指定をされた場合で、この画面で通知するメールアドレスの指定がされていない場合、 既定のメールアドレスに通知されます。
※既定(デフォルト)のメールアドレスとは、「Set SMTP Mail」画面で登録したメールアドレスです。

To(通知先)にメールアドレスを指定して、From(送信元)のメールアドレスが指定されていない場合は、 Fromメールアドレスのみ既定のメールアドレスとなります。
同様にFrom(送信元)にメールアドレスを指定して、To(通知先)のメールアドレスが指定されていない場合は、 Toメールアドレスのみ既定のメールアドレスとなります。



ページトップへ 



Set the file in Robo No. and Check if the program file exists 画面


Robo No.(PC)にある ファイルの存在の確認 / ファイルのアップロード(転送) / ファイルの削除を行う画面です。

SetChkFileExist 画面
※画面は説明用の為、データを加工しております。

マウスカーソルを画面表示項目及びボタンに持って行くと必要に応じて説明が表示されますでそちらも参照ください。


■ Upload ボタン
選択されたRobo No. へ This PCにあるファイルをアップロード(転送)します。
アップロード(転送)する相手先のPC環境のパスの指定は、"File Path File Name" の入力に相手先のPC環境のフルパス名のみ、 または転送元のファイル名と別のファイル名でアップロード(転送)したい場合は、フルパスでその別名のファイル名を指定して下さい。

■ Delete ボタン
選択されたRobo No.のPCにあるファイルを削除します。
"File Path File Name" の入力には、相手先のPC環境の絶対パス(フルパス)でファイル名を指定します。

■ Exists ステータスのアイコンの説明
アイコン 説明
Question まだファイルが存在するかチェックしておりません。
Check ファイルが存在します。
Question ファイルが存在しません。
Question ファイルの存在チェックに失敗しました。

■ Full Path File Name 入力
フォルダー(パス)名間の区切り文字は、"\" の1文字です。
入力するパス名にスペース文字がある場合は、ダブルクォーテーション "...." で囲む必要はありません。
入力する文字列末尾にファイル名の拡張子の区切り文字の指定(".")があれば、フルパスファイル名の入力
例: C:¥Program Files (x86)¥Robowiser¥RBF_Host¥Scripts¥Sample.rb
入力する文字列末尾が "¥" で終わればフルパスのみ入力と判断されます。
例: C:¥Program Files (x86)¥Robowiser¥RBF_Host¥Scripts¥


[注意]
・相手先Robo No.のRBF Host(PC)へファイルを転送先するフルパスを事前に把握されている必要があります。
  転送先のパスを事前を設計、ルール化してRobo No.で共通にされる事をお勧め致します。
  参考として RBF HostがインストールされているRBFホームパスの
     ~¥Robowiser¥RBF_Host¥Scripts
     ~¥Robowiser¥RBF_Host¥Temp
  までのパスを使用する方法があります。
・相手先Robo No.のRBF Host(PC)へファイルを転送先するフルパスで Windowsフォルダー配下を指定する事ができません。
  Windowsフォルダーとは、既定で C:¥Windows 配下を言います。
  同様に相手先Robo No.のRBF Host(PC)にあるファイルを削除する場合も Windowsフォルダー配下を指定することはできません。
  これは、RBF がWindows System権限で実行されてある場合、Windowsフォルダー配下のファイルを削除する事ができてしまう事で、
  他のアプリケーションやPC自体が正常に動作しなくなる可能性がある為です。
・相手先Robo No.のRBF Host(PC)にあるファイルを削除される場合、その時のRBF Hostの実行権限に依存され削除できない場合
  予めご了承ください。 また削除してしまったファイルは復旧できませんのでファイルを削除する場合は、十分に注意ください。

Robo No.に設定した終端RBF HostのPCを自分のPC(This PC)として、ファイルの確認・転送・削除 を行いテストされる(機能・特性に慣れる)ことをお勧め致します。



ページトップへ 



Run Job Command 画面


Jobコマンドを実行する画面です。

RunJobEdit 画面
※画面は説明用の為、日付や一部データを加工しております。

■ 直ちに実行 ボタン
Jobコマンドに登録したプログラムを直ちに実行したい場合に [直ちに実行] をチェックして [Run] ボタンをクリックします。
実行されたプログラムが停止した場合、再度、起動したい場合は [再度起動する] を選択して、プログラムが停止してから再度起動するまでの待ち時間を指定します。待ち時間を指定できるのは、1分から60分までです。

■ 指定日時で実行 ボタン
Jobコマンドに登録したプログラムを指定した日時で実行したい場合や定期的にプログラムを実行したい場合にチェックします。

[指定の年日日と指定の時間で実行]
プログラムを指定の年月日と時間で実行します。現時間より過去を指定することはできません。
指定日時で実行待ちの時にPCを再起動した場合で、PC起動後にJobコマンドが実行された時間が過去であった場合は、Jobコマンドは実行されません。

[毎日指定の時間で実行]
プログラムを毎日指定された時間で実行します。毎日1回、指定の時間で実行させたい場合に指定します。

[毎月指定の日付と指定の時間で実行]
プログラムを毎月指定された日付と時間で実行します。
日付を29日から31日の範囲で指定された場合、毎月の月末の日の指定された時間で実行されます。
毎月に必ず1回実行させたい場合に指定します。

[毎月の月末と指定の時間で実行]
プログラムを毎月の月末の日に指定された時間で実行します。
毎月の最大日数の日付の指定時間で必ず1回実行させたい場合に指定します。

■ 時間サイクルで実行 ボタン
Jobコマンドに登録したプログラムを指定の周期(サイクル)で実行したい場合に [時間サイクルで実行] を チェックして [Run] ボタンをクリックします。

[直ちに開始する。] を選択した場合(既定値)は、[Run] ボタンをクリックした時点でプログラムは起動され、 終了した時点からの周期で実行されます。
指定の開始日時で時間サイクルを開始する場合は [指定の年月時で時間サイクルの実行を開始する。] を選択して、 開始日時を入力して下さい。時間サイクルでの実行が開始日時より開始されます。
開始日時は、現時間から過去の日時を指定することはできません。

指定できるプログラムの起動のサイクルは、00時01分~23時59分 間隔まで指定することができます。

■ 週サイクルで実行 ボタン
Jobコマンドに登録したプログラムを指定の曜日の指定の時間に実行したい場合に [週サイクルで実行] をチェックします。
プログラムを開始したい曜日をチェックして開始時間を指定します。

  
[次の開始時間の算出について]
実行中のプログラムが終了した場合で、次に開始する時間の指定(サイクル指定、日時指定等)がある場合、プログラムが 終了した日時が起点として、次に開始する日時が算出されます。
プログラムが起動され、次に期待(想定)した起動される日時になってもプログラムが実行中であった場合は、プログラムは起動されません。 その場合は、期待した時間を過ぎてプログラムが終了してしまった日時が起点となり、次の開始時間が算出されます。
※RBF Manager 機能のプログラムの二重起動防止が必ず有効とし無効にする機能はなくなりました。
   1つのJobコマンドで複数のRobo No.(PC)でシーケンスにプログラムを実行させる為、設定の考え方が複雑になる点と
   実行結果の通知等で混乱する可能性が高い為、絞り込んでシンプルにしました。

[最大Jobコマンド数]
同時に実行できるJobコマンドの最大数は、512 Jobコマンドまでです。
登録できるJobコマンド数は、制限がありません。

[複数 Robo No. のシーケンス処理について]
複数設定された Robo No.(PC)への実行シーケンスは、Robo No.の昇順で(No.が小さい順に)実行されます。
但し、Jobコマンドを実行する時点で Robo No.が「無効」である場合、対象外となり実行されません。

[This PC以外でプログラムを実行される場合の注意]
This PC以外とは、Robo No.に登録されている他のPC(遠隔)でプログラム(実行ファイル)が実行される事を言います。 本ソフトウェアでは、This PC以外でプログラムの実行結果(終了コード)を取得するには、RBF Host 間同士の通信により取得しております。 これにより 終了コードを取得する為、本ソフトウェアが動作しているPC(This PC)に RBF が実行されている必要があります。
This PCにRBFが実行されていない場合は、遠隔でプログラムを起動したPIDの死活監視のみとなり、終了コードは取得できませんので注意下さい。

[This PCでプログラムを実行する場合について]
本ソフトウェアが動作しているPC(This PC)には RBF が実行されている必要はありません。



ページトップへ 



Run Job Command Set Option 画面


Jobコマンドを実行する追加オプションを設定する画面です。

画面に表示される説明を参照ください。

[This PCで実行の補足]

[ポップアップウィンドウ結果通知]
プログラム終了後にポップアップウィンドウで結果を通知する指定をされた場合、ポップアップウィンドウは、 Windowsのアクティブセッション(コンソール)の画面に表示されます。
Windowsがデスクトップ画面でない場合は、表示されません。

[Windows Shutdown時の指定について]
Windows Shutdownの時にJobコマンドが実行されてある場合、次回のWindows起動後にJobコマンドを起動するを 指定された場合で、Jobコマンドの登録でデスクトップ画面なることの条件を指定されてある場合は、 Windows起動後にログオンされるまでプログラムは実行されません。
但し、デスクトップ画面になるまでリトライ回数を設定されてある場合、リトライ回数を超えた時点で プログラムは、エラーとして終了します。

無人運転で定期的なPCの再起動を行っている方は、PC(Windows)起動時に自動ログオンさせる設定が Windows標準機能と してあります。設定方法は、Windows側の設定方法の文献等をご参照ください。
尚、RBF APIで Windows起動時に自動ログオンする/しないを制御する事ができます。

[終了コードによるプログラム再起動ついて]
再起動時の引数を指定されてある場合の引数の書式は、下記になります。
Sample.exe <FixOption> restart n
n : 1, 2, 3, 再起動した回数
固定引数の最後に追加されます。
再起動して直ぐに停止するなどの永久ループを避ける為に、ある回数から停止させる事を推奨致します。

終了コードで再起動される場合は、直ちにプログラムの起動を試みます。
再起動する場合、Jobコマンドの登録でデスクトップ画面になるまでプログラムを開始しないなどプログラムの実行環境条件等が 指定されてある場合は、その条件が適用されます。
プログラムを再起動させる終了コード以外で終了した場合は、Jobコマンドの実行条件(指定日時で実行、サイクル日時で実行等)となります。



ページトップへ 



Set SMTP Mail 画面


各種通知メールで使用するSMTPサーバの情報を設定する画面です。

Set SMTP Mail 画面

Microsoft OAuth2.0を利用する場合は、事前にMicrosoft Azure ポータルサイトに設定してから
アクセストークンを取得する必要があります。
取得方法は、別途

「Microsoft Azure OAuth2 認証の利用・設定」
RBF_Mail_MSOAuth2Manual_v1.00.pdf

ファイルを RBFの入手先から入手して参照ください。


MS.OAuth2を選択した場合は、
・SMTP認証ユーザには Microsoftアカウントユーザ
・既定のFromメールアドレスにも同じ Microsoftアカウントユーザ
を指定する必要があります。
SMTP認証ユーザと送信元(From)のメールアドレスが異なるとサイトの仕様により送信に失敗する可能性がある為です。
この為、他の画面でメール通知させる設定で、既定のFrom以外のメールアドレスは指定できません。



ページトップへ 



Set Startup Authentication 画面


画面のアプリケーション(ソフトウェア)を最初に起動した時に認証するかを設定する画面です。

画面に表示される説明を参照ください。

参考: 起動時に表示される認証画面
Startup Auth 画面

[注意]
起動時の暗証番号、パスワードを忘れてしまった場合、本ソフトウェアを再インストールする必要がありますので注意ください。
アンインストール しますと起動時の認証がクリアーされます。
起動時の認証を設定されてある場合で、本ソフトウェアを バージョンアップ された後に再設定が必要となります。


ページトップへ 



バックアップ と リストア― について

PLC MasterRoboのデータをバックアップとリストア―する方法について説明します。

データをバックアップするには、全てのJobコマンドが実行されていない ことが必要です。

PLC MasterRoboの画面アプリケーションが実行されてある場合は、停止(終了)させます。

[PLC MasterRoboの画面のアプリケーションの終了方法]
画面表示のアプリケーションを終了させる方法、タスクバーのPLC MaterRoboアイコンを右クリックして表示されるメニューより
Exit をクリックして終了させて下さい。

下記のフォルダーを別のフォルダーにコピーする事でデータをバックアップする事ができます。

(1) %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Conf
(2) %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Data
(3) %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Database
(4) %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Lic

コピーする場合、ファイルの属性(システムファイル、隠しファイル等)、フォルダーの属性(システムフォルダー)も含めて、全てコピーします。

[コマンドでコピーする場合の参考]
(1) xcopy /E /Y /H /K /R /I "%INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Conf"        "D:¥Backup_YYMMDD¥"
(2) xcopy /E /Y /H /K /R /I "%INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Data"        "D:¥Backup_YYMMDD¥"
(3) xcopy /E /Y /H /K /R /I "%INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Database" "D:¥Backup_YYMMDD¥"
(4) xcopy /E /Y /H /K /R /I "%INSTALLPATH%¥MasterRobo¥Lic"           "D:¥Backup_YYMMDD¥"


[参考]
定期的に無人によるバッチファイルでバックアップされたい場合は、上記のコマンドをバッチコマンドとしてWindowsタスクスケジューラー等でバックアップください。
但し、PLC MasterRoboの画面のアプリケーションを停止させてませんが、既に停止(終了)されている、またはタスクバーにアイコンが表示されているだけで誰も画面表示(操作)していないと言う事が条件となります。


[バックアップデータしたデータをリストア―する方法]
バックアップと同様に全てのJobコマンドが実行されていない事が必要です。
・PLC MasterRobo(画面)のアプリケーションが実行されていない必要があります。
・PLC MasterRoboのサービスが停止されている必要があります。
・本ソフトウェアのバージョンが、バックアップされた時と同じバージョンであることが必要です。
   基本的に異なっても動作しますが、バージョンの差による機能で一部のデータの初期化、または削除される場合があります。

バックアップされたデータをリストア―する方法は、下記の手順となります。

[Step 1] PLC MasterRobo(画面)のアプリケーションが実行されている場合は、停止(終了)させます。

[Step 2] PLC MasterRoboのサービスを停止させます。

PLC MasterRobo サービスを停止する方法は、
Windows10
  [コントロールパネル] → [管理ツール] → [サービス] を開く
Windows11
  [コントロールパネル] → [Windows ツール] → [サービス] を開く
  または、スタートボタンをクリック → [すべてのアプリ]をクリック →
   [すべてのアプリ] 画面を表示させ「W」の項目にある [Windowsツール] をクリック → [サービス] を開く
※現時点コントロールパネルはまだ存在してました。しかし、ある日突然、Windows11から [管理ツール] がなくなりました。
※Windows10, 11 共に将来UIが変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

サービス名 "PLC MasterRobo" または "PLCMRService" の [停止] ボタンをクリックして終了させます。

コマンドプロンプトでサービスを停止する場合は、scコマンドにより
sc stop PLCMRService

を実行ください。
コマンドプロンプトには scコマンドを実行できる管理者権限等が必要です。

[Step 3] 既存の %INSTALLPATH%¥MasterRobo¥ 配下の (1)~(4)のフォルダーを削除します。
既存(リストア―先)のフォルダーを削除してからフォルダーをコピーする事でフォルダー内のファイルを同じにします。
コマンドでフォルダーを削除する場合は、rmdir コマンドを使用します。

[Step 4] 削除したフォルダーと同じフォルダーにリストア―したフォルダーをコピーします。

[Step 5] [Step 2] で停止したPLC MasterRoboのサービスを開始(起動)させます。
[Step 2]のWindowsサービス画面で開始させて下さい。

scコマンドを実行できる管理者権限等があるコマンドプロンプトでサービスを開始する場合は、
sc start PLCMRService

を実行ください。
サービスをコマンドで開始・停止できることでリストア―をバッチファイル等で自動化させることができます。

以上で、データリストア― は 終了です。


[補足]
マウス操作等で入力操作のみでデータをリストア―する場合で PLC MasterRobo サービスを停止する方法以外で
Set MasterRobo 画面 のRBFホスト監視を Active から Pause にして監視が停止した状態でもデータをリストア―
することができます。
例えば、監視を停止した状態で、リストア―先のフォルダー(1)~(4)を キー入力 CRTL + D で削除してから
バックアップ元のフォルダー(1)~(4)を全て選択して キー入力 CTRL + C を行い、
リストア―先の親のフォルダーをフォーカスして CTRL + V とする操作の場合です。


[注意: マシンIDについて]
バックアップされたデータをリストア―する場合は、同じ Windows OSのみ有効です。
他のWindos OS(他のPC等)へデータを単にリストア―しただけでは、本ソフトウェアは正しく動作しませんので注意下さい。
本ソフトウェアの一部のデータは、Windows OS識別番号のマシンIDを使用しております。
このマシンIDが異なる場合は、本ソフトウェアではデータの読み込みに失敗します。


[他のWindows(PC)へ リストア―して動作させる場合]
他のPCの本ソフトウェアが同じバージョン、同じインストールパスである必要があります。

最初に、バックアップしたPC(データ元PC)のWindowsのレジストリエディタ(regedit)を開き、
下記のパスのマシンIDのデータをメモします。
文字列データをメモ帳でテキストファイルに保存された方が良いです。
※Windowsのレジストリエディタ(regedit)を開き方は、ネットを検索して参照ください。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
パス: コンピューター¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Cryptography
名前: MachineGuid
-----------------------------------------------------------------------------------------------

次に、リストア―したい他のWindows(PC)は、本ソフトウェアが下記の状態である必要があります。
・既に本ソフトウェアがインストールされている必要があります。
・本ソフトウェアがサービスも含めて全て停止している必要があります。
   要は、上記の [Step 1]~[Step 4] までの操作が完了されている状態です。

上記の状態で、リストア―したい他のWindows(PC)では、先ほど停止させたサービスを含めて絶対に実行させないで下さい。
もし実行させた場合、マシンIDが異なりますので異なるファイルは削除される場合があります。
実行させてしまった場合は、上記の [Step 1]~[Step 4] までの操作を再度行って下さい。

次に リストア―したいPC(データ先PC)のレジストリエディタを開き、下記のパスに移動します。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
パス: コンピューター¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥AlterForce¥MasterRobo
名前: MachineGuid
-----------------------------------------------------------------------------------------------

先ほどメモしたマシンIDを上書きコピーしてレジストリエディタを閉じます。
名前が存在しない場合は、名前:MachineGuid を文字列値(REG_SZ)で作成します。
作成した場合は、文字列値にメモしたマシンIDを設定してレジストリエディタを閉じます。

最後に PLC MasterRoboのサービスを開始ください。

以上で、終了です。

上記のバックアップ元のPCのマシンIDをレジストリに上書きコピーされたPCは、上記の[Step1]~[Step5]の同じリストア―操作で
データをリストア―することができます。


[補足]
他のPCに本ソフトウェアをインストールされて使用する場合は、正規の認証ファイルを追加で購入する必要があります。
本ソフトウェアを バージョンアップ (更新)された場合でも、 レジストリに上書きしたマシンIDは、保持されますので
再設定する必要はありません。
Home画面起動時の認証を設定されてある場合は、他のPCでも引き継がれます。



ページトップへ 



バージョンアップ方法

PLC MasterRobo を新しいバージョンへ バージョンアップする方法について説明します。

バージョンアップするには、全てのJobコマンドが実行されていない ことが必要です。

(1) 最初にアンインストールします。

[スタートボタン]右クリック → [設定] → [アプリ] → [アプリと機能] の画面で
名前 : PLC MasterRobo 1.2.n.n     (n : バージョンの番号です)
をアンインストールします。

または Windows10の場合
コントロールパネルから [プログラムと機能] を開き
名前 : PLC MasterRobo 1.2.n.n     (n : バージョンの番号です)
をアンインストールします。

(2) 次に入手した新しいバージョンのMSIファイルを実行して インストール します。

以上、終了です。

[補足]
アンインストール時に本ソフトウェアが動作している場合でもアンインストールできます。


ページトップへ 



アンインストール方法

PLC MasterRobo のアンインストールする方法ついて説明します。

アンインストールするには、全てのJobコマンドが実行されていない ことが必要です。

[スタートボタン]右クリック → [設定] → [アプリ] → [アプリと機能] の画面で
名前 : PLC MasterRobo 1.2.n.n     (n : バージョンの番号です)
をアンインストールします。

または Windows10の場合
コントロールパネルから [プログラムと機能] を開き
名前 : PLC MasterRobo 1.2.n.n     (n : バージョンの番号です)
をアンインストールします。

必要に応じてインストールされたフォルダーを削除ください。
但し、インストールされたフォルダーを削除しますと本ソフトウェアを バージョンアップ (更新)された場合は、データが継続されませんので
注意下さい。

[補足]
アンインストール時に本ソフトウェアが動作している場合でもアンインストールできます。


[サイレント アンインストール]
サイレントアンインストールとは、アンインストール時の表示やユーザによる対話操作がなくコマンドでアンインストールできることを言います。
コマンドでアンインストールできることで他のPCより遠隔でアンインストールできます。

サイレントアンインストールする場合、Windows標準 msiexec.exe コマンドを使用します。
管理者権限でコマンドプロンプトを実行して、次のコマンドを入力してサイレントアンインストールします。

msiexec.exe  /uninstall  PLC_MasterRoboJP-V.M.R.P.msi  /q   (または /quiet でも可能)

※msiexec.exe コマンドの仕様により引数の順番は決まっておりますので注意ください。
※サイレント アンインストールされる場合は、インストールで使用した同じMSIファイルを指定します。
   同じMSIファイルが無い場合は、上記のWindows対話操作方法でアンインストールください。


ページトップへ 



冗長化について

PLC MasterRobo PCを2台のPCで冗長化する方法ついて説明します。
PLC MasterRoboのPCを配置させるネットワーク環境やご利用の監視ソフトウェアに依存されますので
ここでの説明は、冗長化構成を実現する為の参考として頂ければと思います。

■ PLC MasterRobo PC の冗長化における自動切り替え (ホットスタンバイ方式)

PLC MasterRobo Redundancy

上の図の構成で、Main PC が故障と判断したタイミングで、Standby PC へ自動で切り替えるホットスタンバイ方式を説明します。

基本的な冗長化構成(ホットスタンバイ方式)では、Main PC の故障やサービスの障害があらゆる箇所で発生する可能性があることで、 監視するPC(上の図:Monitoring PC)をハード的に別のPCとして、最低でもPCが3台必要です。

[Main PC]
・PLC MasterRobo で通常運用されているPC
・PLC MasterRobo ソフトウェアは、実行中

[Standby PC]
・Main PC が故障と判断された時に、運用の代行として Main PC の運用を引き継ぐPC
・PLC MasterRobo ソフトウェアは、停止中 (待機中)

[Monitoring PC]
・Main PCを監視しているPC
・Standby PC も切り替えできるかの監視 (ご利用の監視ソフトウェアに依存)

データの整合性(同期)
Main PC から Standby PC へ 運用を切り替える場合、Main PC と Standby PC とでデータの整合性(同期)が必要になります。
データの整合性は、Standby PC に共有フォルダを作成して、Main PC 指定のフォルダーを定期的に Standby PC のフォルダーへコピーさせます。
Main PCからコピーするフォルダーは、 [バックアップについて] に記載されている 方法でフォルダーのコピーとなりますが、Main PC のパス(バックアップ元フォルダー)を Standby PC の同じパスへコピーとなります。
Standby PC へコピーする前に事前にコピー先のフォルダーを削除してからコピーが必要です。
コピーできる条件も同じで、Main PC側のPCで PLC MasterRoboの画面のアプリケーションが既に停止(終了)されている、 またはタスクバーにアイコンが表示されているだけで誰も画面表示(操作)していないと言う事が条件となります。

データの整合性(同期)としてデータをコピーする方法は、コピーするバッチコマンドを作成して Monitoring PC で実行させる方法があります。
但し、どのPCでバッチコマンドが実行させるか、または、できるかは、PCのネットワーク上の配置、及び Monitoring PC で監視するソフトウェアの機能に依存されます。

Main PC から Standby PC へ切り替える方法で、ここではバッチコマンドを実行させる事で切り替えを実施させます。
バッチコマンドのコマンドの流れ
(1) 障害の発生箇所に依存しますが、念のため Main PC の PLC MasterRobo のサービスを停止を試みます。
    コマンド : sc stop PLCMRService
    Main PCに接続されているSWネットワークポート(NIC含む)を閉じる事で運用を停止させる方法もあります。
(2) 障害の発生箇所に依存しますが、最新のMain PCのデータを Standby PC へコピーを試みます。
    可能な限り最新の状態で切り替えを行いたい為です。
    コピーができない場合は、事前に同期(コピー)したデータとなります。
    コマンド : rmdir と xcopy にてコピーを実行
(3) Standby PC の PLC MasterRobo のサービスを開始します。
    コマンド : sc start PLCMRService

Monitoring PC で PLC MasterRobo をインストールして監視させる事で、障害の発生箇所により、 どのPCでコピーするバッチコマンドを実行させるか、どのPCで切り替えさせるコマンドを実行させるかの自由度が各段と上がりますので Monitoring PC に PLC MasterRobo で監視と切り替えさせる利用を推奨いたします。

[注意]
・Main PC と Standby PC は、本ソフトウェアが同じバージョン、同じインストールパスである必要があります。
・Main PC と Standby PC のレジストリに登録されているマシンID は、同じマシンIDに設定されてある必要があります。


■ PLC MasterRobo PCの監視について
PLC MasterRoboが稼働されている PC の本ソフトウェアを監視する場合の推奨は、
(1) PC の Ping 応答
    複数IPを割り付けている場合は、Default Gateway と同じセグメントのIPを推奨
(2) PLCMRService.exe のプロセスの死活監視
    参考: PLCJobService.exe のプロセスは、PLCMRService.exe プロセスの子プロセスです。
となります。



ページトップへ 



外国語OSについて

本ソフトウェアを起動するWindows OSの言語が日本語以外である場合、現在対応している言語は下記となります。
・英語で表示
・韓国語で表示
本ソフトウェアは、Windows OSの言語表示の設定より表示言語を判断しており、日本語、韓国語以外の設定であれば、
英語で表示されます。

[注意]
現在、国内で配布しているインストーラーの表示は、日本語のみとなります。
これはMSIの開発で、インストールするWindows OSの言語の設定で表示させる機能が無いためです。
英語、韓国語表示のインストーラー(MSIファイル)を入手したい場合、本ソフトウェアの入手先の担当者、または当社まで
お問い合わせ ください。

[表示言語を指定する方法]
本ソフトウェアインストール後にWindows OSの言語表示の設定されている言語以外の表示させたい場合は、
下記の手順で表示する言語を指定ください。
本ソフトウェアのインストール先フォルダー C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo で説明しております。
インストール先フォルダーが異なる場合は、置き換えて下さい。

1. Jobコマンドが実行されていないことを確認して下さい。実行中であれば停止して下さい。
2. PLC MasterRobo アプリのショートカット アイコンを下記の引数を指定して作成します。
    PLC MasterRobo アプリ : "C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo¥MasterRobo.exe" -start -lang=[en|kr|jp]

    [引数]
    -lang=en : 英語
    -lang=kr : 韓国語
    -lang=jp : 日本語

    英語指定の場合
    リンク先             : "C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo¥MasterRobo.exe" -start -lang=en
    作業用フォルダー : "C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo"
    「互換性」=>「管理限としてこのプログラムを実行する」をチェックして指定します。

    作成した PLC MasterRobo アプリのショートカット アイコンを実行すると指定された言語で表示されます。


[日本国外で使用する場合]
日本国外で本ソフトウェアを使用したい場合は、本ソフトウェアの入手先の担当者、または当社まで お問い合わせ ください。



ページトップへ 



デモモードについて

デモモードとは
本ソフトウェアのデモモードとは、展示会やデモルーム等でHome画面の表示をランダムに変化させてデモンストレーションを
行いたい場合や本ソフトウェアの紹介を目的としたモードを言います。
尚、デモモードを本ソフトウェアの紹介以外の目的で使用しないで下さい。

デモモードで実行させたい場合は、PLC MasterRobo アプリ の引数に -demo を指定して実行します。

引数を指定して実行させるには、PLC MasterRobo アプリのショートカット アイコンを下記の指定で作成します。
尚、本ソフトウェアのインストール先フォルダー C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo で説明しております。
インストール先フォルダーが異なる場合は、置き換えて下さい。

[PLC MasterRobo アプリ]
C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo¥MasterRobo.exe

リンク先             : "C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo¥MasterRobo.exe" -start -demo
作業用フォルダー : "C:¥Program Files¥AlterForce¥MasterRobo"

「互換性」=>「管理限としてこのプログラムを実行する」をチェックして指定します。

作成した PLC MasterRobo アプリのショートカット アイコンを実行するとデモモードで表示されます。

[デモモードで実行中の制限]
・本ソフトウェアの認証ファイル等のご利用の有効期限に関係なく無期限でデモモードをご利用頂けます。
・Jobコマンドの実行はできません。
・Jobコマンドの新規登録・編集は可能です。
・ライセンスや認証系の設定はできません。
・実際のRBF Hostへの通信系の設定は可能です。
   但し、実際にRBF Hostと通信を行う場合は、RBFライセンスが有効である必要があります。
・Home画面の表示データは、ランダムに表示されますのでそこから波及するデータの設定はできません。
   RBF Host(ロボ)の監視表示はデモ表示となります。実際の監視された表示ではありません。
・登録(表示)されるロボ数は、デモモードで起動された時にランダムに変化します。
   ロボ数を固定で表示させたい場合は、実行引数 -robo_num を指定します。
   50ロボを指定する場合の例
   -robo_num=50
   1ロボ以下、または101ロボ以上は指定する事はできません。
・デモモードで起動されますと常駐しているPLC MasterRoboのサービスもデモモードで動作します。
   PLC MasterRoboのサービスのデモモードを解除するには、PLC MasterRobo アプリの起動引数の
   デモモードを外して起動して下さい。
・デモモードでの動作保証はされませんので予めご了承ください。




ページトップへ 









その他

上記の内容は、予告なしに実際の仕様や機能/表示が変更される場合がありますので予めご了承ください。

■ 登録商標について
Microsoft Windowsは、米国Microsoft社の米国及びその他の国における登録商標です。
ソフトウェアロボットのシンボルマークのロボット画像は、AlterForce社の登録商標です。
AlterForce, Robowiser, RoboBuddy は、 AlterForce社の登録商標です。
本ご利用ガイドに記載の会社名、製品名、及びサービス名はいずれも各社の商標、又は登録商標です。

ページトップへ